中学の同級生にマサト君という優秀な人がいました。
母親同士が同じお寺の檀家で仲良しだったため、たまに彼の話を母から聞いていました。
彼は運動神経抜群だっただけでなく、中学2年の頃には 進学高校の基礎解析の教科書をもって職員室に質問に行っていました。その後、彼は京都大学を卒業、誰もが知る上場企業に就職し、メガバンクの超低金利の住宅ローンで素敵なご自宅に住み、元CAの美人の奥様とかわいいお子さんに恵まれる人生のようでした。
母親の前では涼しい顔をしていましたが、正直な私の気持ちをお話すると・・・・・
羨ましい
特に・・・・元CAの美人の奥様・・・の部分が。
住宅ローンがもっとも身近かもしれませんが、皆さんは、ご自身がどこの銀行からどの程度の融資を受けられるか調べたことはあるでしょうか？
ターミナル駅前に立地するメガバンクはアクセスも便利で、しかもATMの設置数や機能などが地銀や信用金庫とは比べ物にならない良さです。
通帳の繰り越し処理の時に毎回それを感じます。
しかも金利が安い。
残念ながら私は金利の低いメガバンクで住宅ローンや投資案件のプロパー融資は受けられません。
それは銀行から見た、自分の属性の問題です。
上場企業勤務のエリートサラリーマンだったり、資産背景がそれなりの規模であれば別でしょうが、現実は厳しく、やんわりと目に見えない区別をされます。
最近は地銀の路面店が閉まって、ビル内のオフィスに移転することもしばしば。
めったに行かないとはいえ、記帳・繰り越しに足を運ぶのが億劫になります。
地域の信用金庫なら通勤途中の最寄りにもありますが、縁もゆかりもない中部エリアの地銀のお世話になっていると事務所とは駅の反対側のビルの22階まで行かなければならないことも・・・・
ここは以前は別の地銀が入っていて、一番最初に住宅ローンの契約をしに来たのが始まりでした。
金利は高くても銀行属性の低い自分を信用し融資してくれた地銀には恩義を感じます。
メガバンクなしでも、自分の思った人生にして見せようじゃないか！とひっそり闘志を燃やしています。
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