『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。
過去動画で竹下先生が占い師になったきっかけをお話している回がありましたが、始めはお客さんの側にいて、気学を実践したことで、どん底から這い上がって、いつの間にか気学がお仕事のベースになったと伺いました。
↑ここまでは、本当のお話です。
昔の私のブログに当時の様子を記したこんな記事がありました。
『本業は電話や衛星放送の販売。
仕事のひとつはインターネットでの占いのサイトの運営だ。
こんなマイナービジネスがよく何年も続いたものだ。
どうして、これが仕事になったかって？
20歳後半は大手商社の下請け販売会社を回していた。
友達を集めて東京ドームのイベントなどで携帯電話を売りまくった。
でも、50年続けられる仕事では当然ながら・・・・ないとわかっていた。
何をしたいか？
何をしたくないか？
そして、お金も人脈もない自分たちに何ができるのか？
一緒に仕事をしている仲間たちと夜な夜な将来を模索した。
それぞれが包み隠さずに自分の心から湧き出る思いを、
床に広げたたくさんの紙に書いたことがあった。
何時間もかけて、全員に共通するキーワードをまとめることは重要かつ大変な作業。
私が厳密に共通するキーワードをピックアップしてみた。
「女」・・・・だった。
「女と関わる仕事がいい」
一番の出資者が社長役（つまりうちの先生）で、彼の後輩はシステムエンジニアだった。
まだ、パソコンが普及しておらず、Windows3.1が近い将来世に登場するらしいと騒がれた時代だ。
メールアドレスは持っていたが、何しろ送る相手がいない。
そんな時にシステムエンジニアがこんなことを言った。
「12月に世の中にメールマガジンというものが生まれる。
そこで占いのジャンルで一番先に登録してアンダーグラウンドで日本一になろう！」
全然意味が分からなかった。
でも100％「女と関わる仕事」になっていくという。
個人的には冷ややかに見ていたが、社長とそのエンジニアで日々占いを事業化する作業が始まっていた。
そう言えば、ドコモショップの担当者の女性との打ち合わせでは、いつも社長がもてはやされていた。
生年月日やどこに住んでいるか?何をしている人か？等を聞いて的確な答えを出して信頼を得ていた。
いつも彼の周りには女性が相談に来ていた。
「女と関わる仕事」になっていく・・・・・ＳＥの言ったことが徐々に現実味を帯びてきた。
正直な私の思いは・・・・悔しい
社内でアンチ占いだった私も、その原理を知りたくなった。
だって、どう見ても彼らは日々楽しそうだったから。
「俺にも教えてくれ！」
恥を忍んで頭を下げた。
彼らは笑って「ほらな」と口にする。
どうやら私がいつ折れて聞いてくるかを、今か？いまか？と待っていたらしい。
とても恥ずかしかったが、「女と関わる仕事」プロジェクトの仲間入りをした。
人は素直になることがなによりも大切だと知った日だ。
あの当時、SEがこんなことを言っていた
「従業員一人分の給料はこの占いサイトの仕組みで稼ぎ出せるようになるよ！」
あの頃は、そんなこと実現できるもんか？！と思っていたが、今ではそれで食わせてもらっている。人生はいつも予想外の連続だ。』
何かしら崇高な思い・・・・は残念ながら見当たりませんでした（汗）
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