年間200億円近く集まるという赤い羽根募金。
毎年この時期になると自治会の回覧板に集金袋が入って回ってきます。
任意だと思うのですが、毎回500円入れて当番の人に渡しています。
この次が歳末助け合い募金。
確か・・・使途の多くは高齢者や障害者のための社会福祉団体への助成金だったと思いますが、いつまで続くんでしょうか?
私の地域の自治会は30代の子育て世代から70歳以上の高齢者世帯まで入り混じるエリア。
慣例に従って寄付している人が多いですが若い世代は募金に関しては明確にスルーする人が多いようです。お隣の自治会ではこの半強制的な募金方法に関して毎回揉め事を起こす人もいると聞きました。
自治会に60代後半らしい綺麗なおば様がいて、会合にたまに来ることがあります。
私は勝手に百合子さんと名前をつけています。
現在の容姿から妄想するに若い頃は相当の美人さんだったと思います。
その方が登場すると、何故か司会進行役をはじめとするお年寄りの男性が一斉に元気になります。
「ここ空いてます」と積極的に自分の隣の席を進めるお年寄りもいて微笑ましい光景です。
平均年齢が67歳の地域の自治会・・・・・たくさん募金したお年寄りの名誉をたたえる方式にしたらスムースにより多くの金額が集まると思えます。
数年前に、この自治会で募金額が過去記録を大幅に更新したことがあったそうです。
その時の募金の集金当番は・・・・・かの麗しき百合子さんだったというのです。
自分もいつか、この微笑ましい先輩方と同じような道を辿るのでしょうか?