『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。
皆様からの素朴な質問
「50代の男性です。
昨年、父が他界しました。夫婦仲の良かった母はさぞかし落ち込むだろうと思っていましたが・・・・・
意外にも元気で、70歳後半にも関わらずパートも増やし、友達と日帰り旅行に行ったり、カルチャースクールに行ったりとても活動的です。
以前よりも明らかに元気溌剌に見えます。
何かの書籍で・・・・・
『妻に先立たれた夫』は元気がなくなり早死にするけれど、
『夫を亡くした妻』はその後も元気で長生きする
・・・・・という医師の記述を見たことがあります。
男性と比べて女性は気持ちの切り替えをスムースにできる才能が備わっているのでしょうか?
何はともあれ、いろんな意味で女性は強いということを改めて認識しました。」
多くのお客様から同様のご意見をもらいます。
親の終活
方位取り帰省で入院中の父との面会は直接対面ができず、リモートでした。
残念ながら私が誰か?が分からないレベルになっていました。
逆に意識がはっきりして辛い思いをするよりは良いだろうと、母との結論になりました。
いつもは荷物が溢れて散らかっている実家でしたが、今回はさっぱりしていました。
まず大型の農機具類の転売が終わっていました。
農業資材も業者さんに引き取ってもらいスッキリ。
不要なものが大幅に削減されて終活の様子がわかりました。
↑ここまでは、本当のお話です。
母は、父と自分のもしもの時は『どこに何があるリスト』を用意していました。
母の中で一番重要視していたのは・・・・遺影用の写真。
父の写真は1枚でしたが、母の遺影用の写真は数十枚も準備していて、「この中から選んでほしい」と目が真剣でした。
若い頃の写真も複数枚ありましたが残念ながらどれも微妙でした。
「松坂慶子の写真をネットで探して遺影にするね」と話したら「それがいい!」とニンマリ喜んでいました。
やはり女性はいくつになってもいろんな意味で強い様です。