先日のニュースでタレントの梅宮アンナさんが、真鶴にある築36年の実家の維持管理、修繕費を含め、いわゆる実家じまいに1,200万円を要したと話しているのを聞きました。
建築当初は皆ハッピーですが、40年後の自分が他界した後のことまで予測するのは誰にとっても難しいと思います。
建物を維持、管理し続ける難しさは経験しないとわからないものだと言われます。
以前、所有していた戸建てがいくつかりました。
入居者付きで複数棟まとめて現金買いしたのですが、その中で一番古い建物はなんと昭和7年(1932年)築・・・・つまり、築90年の木造でした。
後から知って驚き!
以前の所有者さんが親子3代に渡って修繕を重ねてきた4LDKの平屋の建物。
しかも現在も別の60代の夫婦が15年以上に渡り住み続けています。
建物の修繕の他、急傾斜地が多い地域のため擁壁の維持管理を考えると将来が不安で短期間で手放しました。
懇意にしている業者さんに相談すると、昨今の投資ブームのためか?次の買い手は複数名すぐに見つかったようでした。
一番手は30代のサラリーマンでノンバンクで融資を引いていました。
若いって勇気があるな~とおぢさんは感心しています。
最近の地震や豪雨などによる土砂災害のリスクを考えると、リスクの高い物件は、まるで、ババ抜きの様相です。