『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。
「父親が中堅企業で定年を迎えた後に子会社へ移籍して5年が経過してサラリーマン終了。悠々自適の老後を送るはずが、2か月もすると暇を持て余して元気がなくなっていました。
一方、母は家に父がずっと家にいることに耐えられなかったようで、パートの掛け持ち、自治会役員、趣味のサークルへの参加を増やして嬉々として忙しい日々を送っています。
母に構ってもらえない父は、寂しかったのか?だいぶ老け込んだように見えました。
そんな父は考えを変えたのか、昔の会社の後輩の伝手で仕事を紹介してもらい週に4日間ですがスーツを着て仕事に行くようになりました。
昔の検査技師の資格が活かせたと喜んでいました。
仕事や、やるべきことがないと、結果として自分が苦しむことになるのだと両親を見て痛感しました。
竹下先生の相談で仕事のウエイトを重視している助言はこの辺の事にも関係があるのだろうと思っています。
明日は我が身なので、今のうちに準備をしなければならないと感じています。」
去年からプール通いをしています。
先日、平日の午前中に開催されている水泳クラスに初めて参加してみました。
60代と思しき常連の熟女が14人。男は私ひとり。
みんな優しくて、あれこれクラスのルールなどを所々で教えてくれます。
で・・・・始まってみると、実は上級クラスだったらしく、皆さん国体選手
ですか?!っていうレベル。
しかも前のクラスから連続で参加している方々なので、ゆうに1時間半ほど泳ぎ続けていると思いますが疲れた様子が見えません。
「では、最後に50m往復を4セット行きます!」
というコーチの掛け声もむなしく、終了15分前にバテてしまい、リタイヤしてプールサイドで体育座り。
帰り際、おば様方は・・・・
「私たちは慣れてるからね。大丈夫だからまた一緒に泳ぎましょ!」って声をかけてくれます。
20年前に会いたかった皆さん。
もしかしると、この年齢ゾーンは意外にも居心地が良いかもしれません。