出会いがないと言いながら、出会いを避けていた自分に気づく日

人見知りの相の強い守備型の方の婚活の担当をした時のことです。

なぜ結婚を望んでも実現しなかったか?自己分析した話をしてくれました。

 

「ほんと、出会いがないんですよね~」

ここ数年、誰かにそう言うたびに、どこかで自分に言い訳していました。
結婚相談所に入るほど切羽詰まってるわけでもないし、マッチングアプリなんて若い子向けのチャラチャラしたもんでしょ?と決めつけて、手を出さない。
友人からの紹介話にも、「今ちょっと忙しくて…」とやんわり断っていました。

でもある日、部屋の中でスマホ片手にYouTubeを流しながら、ふと気づいてしまったんです。
“出会いがない”んじゃない。“出会おうとしていなかった”だけなのでは、と。

例えば飲み会の帰りに「二軒目どうします?」と聞かれた瞬間。
例えば友達が「この子どう?」とスマホの写真を差し出してくれた日。
全部、自分からそっとシャッターを閉めていた。
そのたびに「でも」「いや」「どうせ」と自分を正当化しながら。

恋をするには、多少の勇気と、少しの無様さを引き受ける覚悟がいる気がします。
でも自分は、カッコ悪い自分を人に見せるのが嫌で、ずっと“行動しない自分”にしがみついていたんです。

この辺のことを鑑定で竹下先生に見透かされて突っ込まれて、いろいろ気付きました。

 

 

うちの先生と突っ込んだ話をして、定期的に背中を押してもらい、人見知りの壁を乗り越えて成婚にいたりました。


──出会いは、どこかに転がってるのではなく、自分が目をそらしてる場所に、案外たくさんあるのかもしれません。

そしてお節介な人の協力があると自然に流されるように惹き寄せの波に乗れることもよくあります。

料理に例えるなら、出会いを形にする無くてはならない強烈なスパイスみたいなものでしょうか?