金曜日の夜は~番頭劇場 7/18

『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。

 
 
皆様からの素朴な質問
 
同世代のお客様と定年後の人生の話をよくします。
 
あるお客様は将来への投資を真剣に考えはじめてからというもの、寝ても覚めても「投資」という言葉が頭から離れないそうです。
ある晩、夢の中で古びた神社で、お賽銭箱にお金を入れると、神主が現れてこう言ったそうです。

「株か、不動産か、それが問題だ。」

迷った末に「分散投資でお願いします」と答えると、神主は満足げにうなずき、「それが正解だ」と言って消えたようでした。

目が覚めた瞬間、枕元のノートに「長期・積立・オールカントリー」と書きなぐっていた自分がいて、ああ、本気で考えてるんだな、と我ながら感心したそうです。

 
 
多くのお客様から同様のご意見をもらいます。

 

とある日のおぼろげに覚えている私の夢です・・・・・

 

 

人生を変えるには、何かに“投資”するしかない。
そう言ったのは、どこかの起業セミナーで出会った年下の男性でした。

スーツも髪型もシュッとしていて、
不労所得って、もう“努力”なんですよ」と言いながらアボカドスムージー飲んでた。

私はその瞬間、「この男、未来から来てる…」って思った。


彼の口から出たのは、新しいビジネスの形。

「いま、都会の人たち、緑を“借りる”時代ですよ。特別な花の植木鉢、貸すんです」
「月額サブスクで“癒やし”を届ける。これ、来ます」

……私は正直、“癒やし”にも“月額”にも弱い。

 

ここからも、本当のお話です。

というわけで――

58歳、初めての投資。


選んだのは……植木鉢レンタル業だった。

自宅のベランダが、ある日“緑の物流センター”に変貌。

人を幸せな気持ちにする観葉植物たちが、出荷を待ってズラリと整列していた。
俺:「……うん、これ、たぶん順調」


ところが。

待てど暮らせど、注文が来ない。

 

インスタに写真も投稿した。


キャッチコピーは「人生に、ひと鉢。」


……反応ゼロ。


ようやく届いた初注文の通知に震えながら確認したら・・・・・

 

 

送り先:母(実家)
備考欄:「無理しないで」

 

 

 

夢の中でも母親は優しい存在でした。