金曜日の夜は~番頭劇場 6/12

『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。
皆様からの素朴な質問
 

~梅雨の過信~

 

番頭さんと同じ六白金星の59歳です。

 

以前よりも梅雨の時期がうっとうしく感じます。

若い頃は雨など気にもせず、濡れた階段も軽快に駆け上がっていたものです。

ところが先日、駅の階段で少し急ごうとしたところ、足が思ったより上がっておらず、見事につまずきました。

幸い転倒は免れましたが、周囲の視線が痛い。

その夜、女房にその話をすると、

「足が上がってないんじゃなくて、年齢が上がってるのよ」

と、ありがたいお言葉をいただきました。

さらに、

「あなた、自分だけは昔のままだと思ってるでしょ」

とも言われました。

確かに頭の中では35歳。

しかし鏡の中には、老眼鏡を探しながら老眼鏡をかけている男がおります。

最近は体力だけでなく、記憶力まで梅雨空のようにどんよりしております。

それでも心だけは若いつもり。

問題は、その心に体が全く付いてこないことです。

若い頃は無理ができた。

今は無理をすると三日後に結果が出る。

そしてその結果が一週間続く。

中年とは、時間差で後悔がやって来る生き物なのかもしれません

そんなことを考えながら歩いていたら、また階段でつまずきました。

やはりこの歳になると人生も足元確認が大事なように感じます。


 

多くのお客様から同様のご意見をもらいます。 

 

自分も気持ちは35歳で止まっていましたが、体は確実に老化の一途を辿っています。去年までは右肩が五十肩で辛いを思いをしていました。

やっと治ったとおもったら、今年は左肩が五十肩で難儀しています。

体重も人生初の70キロ台に突入して、お腹周りも妊娠6か月状態です。

うちの先生に嫌味を言えない自分が悲しく思えます。

 

 

  ↑ここまでは、本当のお話です。

最近、物忘れが増えました。

冷蔵庫を開けて何を取りに来たのか忘れる。

PCのどのフォルダにデータを入れたか思い出せない。

公衆トイレで自分が用を足しているうちに、左右にで用をたす若い子が二人入れ替わる。

 

そんな話をすると、同年代の友人たちは大笑いします。

どうやら皆さん同じ症状らしいのです。

そこで私は考えました。

加齢とは衰えではない。

進化なのだと。

若い頃は覚えることばかりでした。

仕事を覚え、人の名前を覚え、流行を覚え、恋愛の駆け引きを覚える。

ところが年齢を重ねると、どうでもいいことを忘れる能力が身についてくる。

これは脳の省エネ化であり、立派な進化だと自分に言い聞かせています。