金曜日の夜は~番頭劇場 6/19

『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。
皆様からの素朴な感想
 

~ハワイは遠くなった~

 

60代のお客様からの投稿です。

 

若い頃は、海外旅行と聞けば心が躍った。

飛行機に何時間乗ろうが平気だったし、乗り継ぎがあっても「それも旅の醍醐味」なんて言っていた。

ところが六十を過ぎると、ハワイという言葉を聞いて最初に頭へ浮かぶのはワイキキビーチではない。

「飛行機、何時間だっけ?」

これである。

機内では映画を観るより先に腰が痛くなり、ビールを飲めばトイレが近くなる。

窓側に座れば「すみません」を何度も繰り返し、通路側に座れば今度は他人の「すみません」で何度も起こされる。ビジネスクラスに乗るほどの余裕はないし。

到着する頃には、南国気分より疲労感の方が先に来る。

自分の年齢を否応なしに感じさせられるイベントのひとつが旅行なのです。

 

多くのお客様から同様のご意見をもらいます。 

 

他の60代のお客様も同じ意見でした。

 

マチュピチュとアラスカのオーロラの次は人生最後のハードな旅を計画しています。トルクメニスタンにある地獄の門ツアーです。荒野を何時間も車で移動する場所にあります。

「せっかくだから行こうよ。」

そう誘われるたびに、心は行きたいと言っています。

しかし体は、

「近場の日帰り温泉でも十分じゃない?」

と、まるで別人格。

荷造りも昔はワクワクしたものですが・・・・・

今では薬の確認から始まり、湿布、老眼鏡、サプリメント、充電器…。

気がつけばスーツケースの中身は、お土産を入れる余裕がないほど健康グッズで埋まっている。

それでも不思議なもので、いざ目的地へ着けば、「来て良かった」と必ず思う。

映像だけで想像を巡らせた光景を眺め、ゆっくり流れる時間に身を任せると、疲れも少しずつ忘れていく。

ただ帰国して数日後、体力だけは正直である。

旅行の疲れを癒やすために、さらに休みが欲しくなる。

若い頃は、お金がなくて旅行に行けなかった。

今は、お金より体力の残高が気になる。

人生とは、なかなか都合よくできていないものです。

 

 

  ↑ここまでは、本当のお話です。
 
私も若いころから旅行好きでした。19歳で初めてアメリカに旅行をした時のシンガポール航空のCAのサロンケバヤに悩殺されて以来、毎年どこかしらに行っていました。
 
うちの先生と出会って方位を知ってからは吉方位だけに限定してあちこち行きまくりました。二つ前のパスポートはスタンプを押すページがなくなり増補ぎりぎりでした。
 
今年の5月~6月は西南が大吉方位なので、バリ島に1回、個人的な不動産の手続きの為にバンコクに3回、母親が沖縄で戦死した祖父の慰霊碑を見たいという願いを叶えるために沖縄に1回の旅をしています。最近は旅先で着た服を洗濯してそのままスーツケースにしまうパターンになっています。でもさすがに深夜便が続くとため息が出ます。
 
うちの先生もチャイナエアラインで初めてハワイに行ったのが三十年近く前。
とてもリーズナブルな時代でした。
入国審査で止められて、危うく入国できないというハプニングもありましたが、今では笑える思い出です。
うちの先生もそろそろ旅が辛くなってきたようですが、方位の力を買いに行くと思って毎回出かけています。