山の日

今日は「山の日」。

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」だそうです。

なるほど。

山に親しむ……。

ということは、今日は山登りをしなければならないのか?

そう思った番頭ですが、窓の外を見ると、

「暑い……」

外に出る前から、すでに心が遭難しております。

若い頃なら、

「よし、今日は山へ行こう!」

となったかもしれません。

しかし、今の私は、

「山は遠くから眺めるもの」

という、大人の判断をしております。

山には「登る山」と「眺める山」がある。

そして60歳近くになった番頭にとっては、

「眺める山」のほうが圧倒的に安全です。

 

ところで、九星気学では「山」は大地の安定感や、動かずにじっくり物事を積み上げていくイメージともつながります。

人生も山登りと同じなのかもしれません。

若い頃は、とにかく上へ、上へ。

早く結果を出そうとします。

ところが年齢を重ねると、

「そんなに急がなくてもいいんじゃない?」

と思うようになる。

途中で景色を眺めたり、

ちょっと休憩したり、

おいしいものを食べたり。

それも人生の楽しみです。

私の場合は、山頂を目指す前に、

「今日はここでいいか」

となる可能性が高いですが……。

それでもいい。

大切なのは、頂上に着くことだけではなく、

「今日も一歩進んだ」

と思えることなのかもしれません。

 

今日は山の日。

本物の山に登らなくても、

自分の人生という山を、ちょっとだけ振り返ってみる。

「あの頃は、よく頑張ったなあ」

「あんな山も乗り越えてきたなあ」

そんなことを思い出す一日にしてみたいと思います。

ちなみに番頭は、

「人生の山は越えてきたけれど、デブ活で10キロ増えた体重の山はまだ越えられない」

という問題を抱えております。

こちらの山は、なかなか手ごわい。

今日も無理をせず、

一歩ずつ。

山の日らしく、ゆっくり行きましょう。