伝説のおっさんサーファー?

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バリにいるサーファーの伝説の男になりつつあるひとり・・・

タクロウさん九紫火星。

やっぱり攻撃型宇宙人でした。

世界各地を転々とした後、33歳で日本を捨て定住地を探していた旅先のプーケット
バイクレンタル屋の兄ちゃんと話した時に道端に座っていた老人・・・・まるでジャッキーチェーンに酔拳を教える酔っ払いに先生そっくり。

ニコニコ微笑みながら彼の手を取って手相をみてなにやら独り言・・・・
バイク屋の兄ちゃんに訳してもらうと、

「求めている場所はもうすぐ見つかるよ」

何も話していないのに、何で?!と驚き。

「このおじいちゃん誰よ?」
「この辺で有名な占い師だよ」

もちろん占いや人の助言を聞き入れるタイプではありませんが、その夜思い立ってすぐにチケット屋で翌日のエアーチケットを買い予定していなかったバリ島。

あちこちのビーチと波を見て歩き、偶然今の辺鄙な場所にある、ここに住むことを決めました。
周囲は数件のしょぼいバンガローがあるくらいで他は何もなく、すごい波とスローな時間以外は牛と野良犬しかいません。
しかしながら手作りバンガローの雰囲気は予想以上によかったっです。

先人たちの残してきたものを守って、村の人達にも少しでも豊かになってもらえるようにと今のバンガローを少しつづ建てて4年前にオープン・・・・金がなくなった・・・という理由でまだ建築途中ではありますが。

先生と同じく自分のライフワークを見つけて形にした一人でもあります。
そして、ここの宿はとにかくオーナーであるタクローさんが宿泊客よりも誰よりも毎日をエンジョイしています。これって仕事をする上でかなりポイントが高いことですよね?

「今日、何しよっかなあ~」が彼の毎朝の口癖です。

彼を慕ってくるお客さんとは、毎晩食堂で飲みになります。
95%はアホな話ばかりですが、会話のところどころで若い人達がなるほど!と頷くありがたい話もあったりします。


「過去のことには興味がない、どうにも変えようがないから。
でも将来は何とかできるし、どうなるかわからないから人生って面白い。あとはそれこそ、運かな?がっはは~」という彼。


今までの自分では決して選択しなかったコミュニティーですが、過ごしてみると以外と面白い異空間です。
若者からおっさんまで濃い人が集まりますが、いろんなヒントにめぐり会えます。


かなり上手いサーファーの方、サーフィンしなくても濃い面子が好きな方、ありきたりの旅行に飽きた方はどうぞ!

http://members.aol.com/takurobali/index.html