週末アジア~その3

今回のパッケージツアーは親子1組と人間関係の不明の女性二人と男性一人のグループ、そして私と恐妻の7名。
皆さんはガイドの勧めもあってメコン川日帰り観光に行っていたようです。
こちらは日本語ガイド付きで45ドル。
全く同じ行程で、ファングーラオ通りのシンカフェという旅行代理店で予約すると英語ガイドですが全く同じ行程が11ドルです。

初めての方にはメコンデルタの1日ツアーも楽しいかもしれませんが、何しろ高速道路がないので往復だけで結構体力を消耗します。
みんな元気だな~と感心です。

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ゆっくり起きて二日目は、朝はお寺へお参り。
チャイナタウンにある有名なティエンハウ寺院へとホテルのドアマンに伝えてタクシーにのりました。
平日なのでまだマシですが、相変わらずバイクの数には圧倒されます。


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家族5人乗りなんてざらです。中には洗濯機を運ぶこんなバイクも・・・・・



でも、明らかにタクシーの向かう方向が違います。
一通が多いので、時間帯制限とかあるのかな?と不思議に思っていると運ちゃんが、
「テンハウ寺院についたよ!」とにっこり。
似たような名前のお寺がいっぱいあるようです。

とりあえず、これもめぐり合わせなので、受付で長い線香を買います。
20本ぐらいで2000ドン=約14円
街中の観光客が行くお寺だと、入る前に百戦錬磨の線香売りのおばちゃんと、お供え花屋のおばちゃんがタッグを組んで待ち構えています。あっという間に10000ドンぐらいとられてしまいます。
これがまた疲れるところなので、行きません。

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30分ほどで当初の目的地チャイナタウンのお寺へ移動してお参り。
ここまでのメータータクシー代は40000ドン=約280円。


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お金を渡してお願い事カードを受け取り、日付と名前とお願い事を書きます。
周りのガイジンも真剣に自分の思いをしたため、巨大な蚊取り線香型のお香にぶら下げて吊るしてもらいます。

恐妻が考えに考えぬいた末に書いたお願い事は・・・・「はながちゃんとトイレができますように」・・・はなはうちの子犬です。

それが今の彼女にとって一番大切なことなようです。

この女にはしばしば脱力させられます。



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お次は、通りすがりに目にとまった市場へ直行。
メコン川なまずや、得体の知れない魚が満載。元気がよくてあちこち逃げ回っています。
淡水魚、海水魚ともに入り乱れ、八景島水族館よりもよほど面白いです。


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まる2日間でメジャーな料理を食べようとすると1日4回ぐらいご飯になります。
今回は屋台で米のうどんみたいなもの・・・ブンを試食。
味はまずまず。カレーうどんみたいなノリ。


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今回の一番感激したものは?・・・・春巻き屋台のおばあちゃんお手製の生春巻き(1個3000ドン=約21円)
どのお店にも春巻きはありますが、ふ~んというレベルでした。
今まで食べてきた春巻きの常識を覆す旨さでした!




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ホテル前のサイゴン川には、川向こう(サイゴン2区)と結ぶフェリーが頻繁に行き来しています。
何もないとんでもない田舎です。
腹をすかせるために運動がてら格安フルーツを物色に行ってみます。
当然、ガイジンは誰ひとりいません。

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ランチタイムで自宅に帰るバイクタクーの運ちゃんが必ず話しかけてきます。
「ビューティフルなお寺があるが見に行かないか?」
「今行って来たよ」
「デルタ地帯の田園風景はいいぞ~」
「俺、農家の息子なんだよ」
「1時間1ドルで好きなところに連れてくよ」
「それよりも1時間、あんたのバイク貸してくんない?」

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チケットは一人500ドン=3.5円
片道5分だけのサイゴン川クルーズ?

これが意外に面白い。


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ほとんどがバイクです。歩きの人はよほど貧しい人か?暇つぶしの私みたいな人です。


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のんびりと対岸に渡るだけですが、川には大量のホテイアオイが流れていきます。
さすが亜熱帯のデルタ地帯だけはあります。



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すぐに到着。
バイクはいっせいに我先にスタート。
我々は歩行者用通路を歩いて出口に向かいます。


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船場のげートをでると風景は一気に変わり、まるでカンボジアに来たかのようです。
左右に小さな雑貨店と食堂、くだもの屋さんが並びます。
街よりも果物が安いので、目的のマンゴスチンとおっぱいフルーツの異名を持つ『ブースア』を探しましたが、まだ時期が早かったようで残念ながらゲットできず。

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道沿いのカフェに入ります。
カフェといっても自分の家の庭を改造してテーブルと椅子を並べただけですが、若いカップルがダラダラと恋を語らっています。

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気絶する程、甘いアイスヒーヒーで休憩。

これで午前中は終了です。