果たして意味はあるのか?・・・・1日講習

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今日は朝から都内で「職業紹介責任者」なる1日講習。
業務として仕事を紹介する場合に国の認可をえなければならず、その要件のひとつがこの講習会でした。

労働局関係の天下り団体が主催で、300人程が参加していましたが、ほとんどの方が日頃の疲れを取るためのリフレッシュタイムになっていました。

参加費用15000円からすると、果たして割が合うかどうかはちょっと?です。

この類の講習に出ていつも感じることは、講師の皆さんは吉本興業に半年間出向すべきだ!とマジで思ってしまうことです。



テキストを眺めていて、現実は知りませんが法律の下では「労働者」は手厚く保護されているんだな~と感じました。

基本的に労働者になったことがないので、その恩恵は受けたことがなく、とても新鮮でした。

そして、今日勉強になったことは・・・・昨年から事業主が労働者を募集するに当たっては特殊な場合を除いて年齢制限をもうけてはいけないこと・・・・でした。

つまり例を挙げると、キャバクラ嬢の募集をする場合

イベントコンパニオンとして、30歳未満の方を募集」・・・・これはNG

「20代前半から20代後半までの若者向けのビキニを着用して接客する業務である」・・・これはOK

なんだそうです。





さらに、職業差別につながる情報収集をしてはいけないこと。

>「スリーサイズ」「血液型」「生年月日による星座」の記入はNGだそうです。

→「スリーサイズ」・・・・これを把握することはセクシャルハラスメントにも関わる差別的評価につながるため。ま、これは納得です。でも自慢したい人や、その数値に一緒に感動したいオヂサンには気の毒な制度です。

→「血液型や生年月日による星座」による性格判断は非科学的なものであり、それを把握することによって「この人は○型(○座)だから・・・・という性格だろう」という偏見や先入観が生まれ、それが面接等における本人の適性・能力の評価に影響を与えて評価をゆがめ、真に適性・能力の高い人が正当な評価を受けられないなど、就職差別につながる恐れがあります。<<厚生労働省のテキスト文章


こんな記載がありました。

?・・・・・・

では、面接をする方はいったい何を持って、初めて会うその人の適性・能力の評価をするのでしょうか?
履歴書に書かれた経歴や学歴を見ながらその人のなりを判断することで偏見や先入観は生まれないのでしょうか?

テキストをちょっともじって、「本人の適性・能力の評価には複数の面接官の客観的な意見を持って採用の是非を決めて欲しいものだが、これからの日本の将来を担う若者には、運命学や統計学を用いるのも、驚きの人材を手に入れる新たな手法の一つでしょう」とか*印つきで欄外に小さくあったら、

枡添えさんもやるね~

って思っちゃうんだけどな~、ま、無理か。