授業料？ - 番頭の部屋

「先生にも相談したんですけど・・・」

常連さんのＴさんから泣きの電話がありました。

「彼は数店舗のお店を経営する人で・・」と喜んでいた話を聞き、疑念を抱いていた先生の予感は的中して・・・・どうやら、軽い詐欺が進行中の模様。
付き合って数ヶ月の彼が事業に失敗して、少しづつお金を貸してしまった・・・というものです。
金額的には数十万なのでたいしたことはありません・・・先生が言ういわゆる『授業料』レベルです。

これが30代になるゼロが一つ増えて、40代になるとまたさらにゼロが一つ増えて8桁の金額になったりして先生に相談に来ることになります。

彼女の場合は、途中で怪しいと気づいて、あちことに相談したようで、このレベルでとまっています。
給料をはたいて買ったビトンの財布と彼のぼろ財布を愛の証と称して交換させられ使用中である自分に不甲斐なさを感じている今日この頃。

20代でこの金額で『授業料』を払えたことは本当に良かったと思いますね。
恋は盲目といいますが、貧乏くじの相の皆さんは特にご注意ください。

その昔、私もクリスマスのプレゼントに半分冗談で「ワープロが欲しい」と付き合っていた女性に言ってみたことがあります。
まだパソコンがない時代で、学生だった私の友達でもワープロを持っているのはお金持ちか、オタクぐらいでした。

なんとクリスマスの日に、SONYのPRODUCEという当時の最高機種が手に入りました。
なっていい女なんだろう～ラッキー！

調子に乗って、その次の春にはバリ島旅行に行きます。
旅費は彼女持ち、現地費用は私持ちで。
ちなみに五黄殺方位でした・・・・チ～ン。

更に調子に乗って、夏には引越しの代金と大型テレビもその女性が出してくれました。
ちなみにその近距離の転居は大凶方位で、その後かなり大変な目にあいましたが・・・・

なんていい女なんだろう～ラッキー！

あれから数十年・・・・今その女性は・・・・・
なぜか？我が家で君臨しています。

もしかすると、これが私にとっての授業料だったのでしょうか？