ぞろ目な人々

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先日の教室での1コマです。

たまたま、ぞろ目の5-5という最強のタイプとされるお客様Oさん(五黄土星・スーパー宇宙人)です。
現在のお仕事は旅行関係で、海外へのツアーの企画をして添乗されるプロフェッショナル。
今年予定している渡航先はアフリカ象牙海岸地域。

予定している二つのツアーの日程を聞くと偶然にも・・・・大吉方位。

「ご自身でお調べになったのですか?」
「いえ、タマタマです。」
「なぜ教室を?」
「仕事からあちこち行くので、どうせ行くならいい時期にしたほうがお客様にもいいと思いまして・・・」


最も方位取りがしやすい星ではありますが、それ以前になんと言う強運の持ち主でしょう?!

今までの人生を聞いてみると・・・・

「飽きっぽいので、すぐに別のことに興味がわいてきて、そっちに行ってしまうんです。
でも、今までのそれぞれの仕事は思えば充実しててずべて面白かったですよ~」

まさに、ひとつの幸せです。



同じくぞろ目のお一人・・・やくざの人(七赤・独裁者の相)
今までのいきさつを聞いてみるとマジ笑える人生でした。

そして組長のお父様・・・波乱に満ちたその生まれは組長と全く同じ生まれの七赤・独裁者の相・・・
現在は体調を崩されて入院されています。

とある日のこと病院から呼び出しがあったそうです。
その内容は

「お父様が病室でタバコを吸っていて同室の方からクレームが出ています。私たちが言っても聞きませんので、こちらに来てやめさせてください。」

というものでした。

そんなこんな悪さが続いて、しばらくすると組長のお父様は病室を移されました。
その場所は・・・・

なんとナースセンターの中。

白衣の看護師の皆さんがせわしく往来する部屋の端っこに特設ベットルームを作られてしまいました。

あれこれ文句を言っても看護師さんも「はいはい」ぐらいで聞いてくれません。

ついには「ここには、免許を持った医者はおらんのか~(激怒)?!!」
と吼えているそうです。


さすがにぞろ目な皆さんの人生はダイナミズムに溢れています。




司馬遼太郎氏の『竜馬がゆく』(文春文庫)の中で会社組織とも言える海援隊に関して、坂本竜馬の次のような趣旨の一説があります。

「何でも思いっきってやってみることです。どっちに転んでも所詮、人間は野辺の石ころ同様、最後は骨となって一生を終わるのだから。」


ぞろ目な人々を思い浮かべてしまう、このフレーズが私は好きです。