アナログな手段

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毎年2月に厄払い法要でお世話になっている浅草の待乳山聖天様。
少額ではありますが、毎年寄付をさせて頂いております。

気学とは全く関係がないジャンルのことですが、方位でどうにもできないことも世の中にはたくさんあります。
そんな時に非常に心強いのが、こちらの浴油祈祷です。

寺務所で信願書なる用紙を頂いて、具体的に叶えたい内容を箇条書きにします。
そちらを係りの方に渡すと、毎朝住職さんにご祈祷して頂けるというシステムです。
3500円という料金も非常にリーズナブルだと思います。

信願書にしたためる項目に制限はないと聞いていますので、どんなことでもアリだと思います。

「回復の見込みがない病床の祖母を早く楽にさせてあげてほしい」というお願いしをしたことがあります。
その足で田舎の病院に向かって数時間、大泣きしながら祖母の最後を看取れたのは私だけでした。

病で助かる見込みは五分五分だと言われていたお子さんを抱えたご夫婦。
そのご夫妻のお母様は高齢ながらも、日々真剣に各所へ相談を繰り返してできることを模索していました。
先生と共に頻繁にお参りして、浴油祈祷を勧めました。
3か月後・・・・無事に退院できたとの電話を受け取ることができました。


中には・・・・「あの、おねえんちゃんを何とか手にしたい」という、神様にこんなお願い?というジャンルの物もありますが、その方は入手されたそうです。

たま~に利用させて頂く、先生や私の苦し紛れの神頼み・・・・・は、まさにこれです。



そして、毎月送っていただく会報の裏面に「奉納者ご芳名欄」なるものがありますが、よく見るお名前がちらほら。
毎週の様に顔を合わせる方もいれば、数年会っていない方もおります。

でもこの欄に名前があることで「あ~元気でやってるんだなあ」と思いはかることができます。

本当に切羽詰って心に余裕がなくなると少額の寄進すら頭に浮かばなくなりますので、名前をみてほっとすることもあります。
瞬時に様々な情報がスマホから入手できる次回に非常にアナログな方法ですが、実はこの会報がとても暖かく感じられることがままあり大好きなのです。