ついても良い嘘?

昭和50年代前半の小学生低学年の頃だったと思います。
風邪をこじらせて高熱が続きました。

普段は分家の叔父さんが院長を務める田舎村の診療所に行って治療してもらうのが当たり前でした。
その叔父は大戦中に中国やアジア諸国の激戦地で軍医を務め、戦場でも切った貼ったの外科手術から皮膚科まで幅広く診られる技の持ち主で、明るい農村で代々続く寺の住職よりも遥かにレスペクトされる人物でした。
私がアスピリンにアレルギー反応が出ることをいち早く発見したのもこの叔父で私の病歴も頭の中のカルテに入っているようでした。

ところが注射と点滴をしても、全く熱が下がりません。
さすがに心配した父親が仕事途中に帰宅して、街の大きな病院へ私を搬送。
結果的には二日後に熱は下がって元気になりました。

病床の楽しみ・・・寒天あんみつの缶詰めをほおばっている時に母が言いました。
「明日、叔父さんに会ったら、叔父さんの注射のおかげで治りましたって言うんだよ」
「え~でも、違うよ」
「叔父さんが、自分で治せなかったと思ったら残念に思うでしょ?これはついても良い嘘なんだよ」

嘘にも例外があるということを知った日でした。




結婚相談所が提供するユーストリーム生放送勉強会をPCで見ていると、こんな担当者のコメントがありました。

「写真はあまり盛り過ぎないように」お願いします。

普段通り上手にメイクすることや、画像のトーンを修正することは問題ありませんが、奇跡の1枚別人28号的な画像は後にクレームになる可能性があるので控えてください。

何故か?病床のあの時が過りました。

そうか!ついても良い嘘のレベルアップを継続すれば、嘘ではなくなるんだ!




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