西オーストラリアの朝5時。
東京より1時間遅れ。
鳥の鳴き声で目が覚めてしまいました。
ここはインド洋に突き出た半島の先端の東側に位置するモンキーマイア。
数時間にわたり対向車もほとんどいない道のりで、道を間違えたかも?と思うこと度々。
やっとの思いで到着した、ここの宿泊施設はモンキーマイアリゾートという、ホテルのみ。
大自然の中にポツンとあり、当然ながら周囲には何もありません。
世界自然遺産に登録されたシャークベイに位置するモンキーマイアには、世界で一番が幾つかあります。
その一つは世界一のジュゴンの生息地。
ここから90%の確率でジュゴンに遭遇するツアーが出ていました。
あれ?!浜辺に出たらペリカンと戯れるサメカ?
イルカです。こちらをチラミ見しながら何度も行き来します。
ここは、レンジャーの指示の下、浜辺にやってくる野生のイルカに餌付けが出来ることでも有名。
毎朝7時45分から桟橋で自然に対する取り組みやこの地域に生息するバンドーイルカの生息や保護に関するプログラムが催されます。
その一環でこのビーチではサンオイル使用禁止。
このリゾートは1泊200ドル以上のビーチフロントタイプかバックパッカー用のドミトリー。
今回は節約の方位の旅がテーマだったので、迷うことなく6人部屋のドミトリーを選択。
50人ほど世界中から若者が集まって来ていましたが、ドミトリーの最年長者は間違いなく私だったと思います。
しかも、男女混合。
6人部屋に若い男の子が一人と私、ワーホリでオーストラリアを周り、ここでスッタフをしている若い女の子が2人の4人。
自分の部屋のごとく荷物をオープンして、どう見ても室内着未満の格好でウロウロ。
「散らかしてゴメンね。リラックスして~」
とフレンドリーに接してくれるのは大変嬉しいのですが…
夜に至っては「気にしないで~」と、着替えをはじめ、水着未満の格好で就寝。
しかも、空きのあった私のベットは彼女たちに挟まれる位置。
右を向いても左を向いても、長い素足と悩ましい丘陵地帯が横たわっています。
普段はどんな状況でも3秒で爆睡できる私ですが、寝られない…
羊が一匹、羊が二匹、…脚の長い羊が三匹、おっぱいの大きい羊が四匹…
ヤバイ…大量の「朝だち君」が枕元に置いたままだ。