六白金星~本日は主夫の日

是非とも職業を持ってがっつり働く事を推奨されるタイプの女性が結構います。
生贄無料鑑定などでも、同様の方に社会復帰を勧めるコメントが聞こえてきますが、最大の物理的問題のひとつは・・・・小さなお子さんを抱えている・・・・ということです。

「ご主人の協力を得て・・・・」

言うのは簡単ですが、一般的な費用対効果を考えると、これに応じないご主人も当然ながら多いのが現実です。

めでたく、ご主人が納得して主夫の日を迎える事になれば第一関門は突破です。
一度体験すると、慣れるまで、結構大変な重労働だと、後々男性のお客様から聞くことになります。


実際、どれほど大変なのか?洗濯や料理、子供の対応など基本的な仕事の序の口をかじってみると、確かに大変です。


まず、慣れていないので時間がかかります。

洗濯は構成を考えて干して行かないと、人数が多い場合干しきれない・・・なんてことも。
そして、しっかりと伸ばして干すべきものを、ただ干してしまうと、結局は奥さんが般若の形相でやり直しているシーンを目撃してしまい背筋が凍ってしまう・・・・なんてことも。


料理に至っては、朝の限られた時間に、冷蔵庫をぱっと開けた瞬間に何ができるのか?をイメージして、手際よく用意するには数をこなす必要があると実感します。

男性の、たま~にやる料理は、材料費も時間も十分あったりするので、とりあえずは形にはなります。
基本的に自分も料理は嫌いではないのですが、出来上がった自慢の作品を住人の皆さんが口にした最初の10秒で結果がわかってしまいます。今のところ60%の確率で、その10秒が「無言」という難し~い時間が流れる残念な結果になっています・・・・涙。


母親が子供に対して最も多く口にする単語は、「早くしなさい!」
街中でも周囲をはばかることなく、小さな子供に真剣な口調で「早くしなさい!」という姿を頻繁に目にします。
「そんな、言い方しなくても・・・・」と思いますが、実際に家から送り出す時間が迫って、子供がぐずぐずしていると「お~い、早くしろ!」と口にしています。


主婦業は、当たり前すぎて、なかなか評価されないジャンル。
いわゆる、『三途の河原に積み石をする』(あの世へ行くために、せっかく積んだ石も毎日鬼がやってきて崩してしまい、また同じことを繰り返すことになる)事と同じだと例えられます。

1日だけなら誰しもできるでしょう。しかし、一定期間ず~っと当たり前のように続く義務的仕事?
主婦適性がない人の場合の精神的苦痛は・・・・増してや、なのです。



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米が旨く炊ければ、その他は二の次というコンセプトで数年前から使っているIH式炊飯器。
ごはんの1粒1粒がふっくらと炊きあがると言うふれこみの純度99.9%の炭素素材を削り出した内釜「本炭釜」。

幼少期に山間の母の実家で食べた、薪と本当の窯を使い、清水で炊いたご飯とは程遠いレベルの差がありますが、あの理想に近くなるならとセレクト。

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確かに、炊飯器本体も立方体で見た目も大好きで、使用感もまずまずなのですが、意外にも内釜が弱い。
以前にも、この炭素素材の内釜が欠いてしまい、数万円払って釜を買い替えました。

「美味しさのためにお金をケチってはならないのだ!」と住人に揺ぎ無い主張をして自己満足していましたが・・・・・


なんと!釜を洗っていたら、釜の端が欠けていて、接着材で貼り付けられているではないですか!

しばらく、おいしさへの費用対効果の主張はお休みにします。