ヅカ部

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まずは、開演前のオバサマ方の威力にビックリ!!


人生初の宝塚劇場。
事務所の皆さんが一人、またひとりとヅカ部に入部。
事務所関係者で行っていないのはどうやら私だけ・・・・

「いったい何があるっていうんだ?!」

という思いでしたが、裏で糸を引いている張本人から
「番頭さんには不要かとは思いますが、人生の彩りをほんの少しプラスするものと考えていただけたら・・・・」と。

上手いコト言うなあ~と思いつつ、チケットを入手してもらい行ってきました。
相変わらずに人気の様で、宝塚チケットでダフ屋容疑により会社役員逮捕のタイムリーなニュースが飛び込んできて驚き。

私の義母も大の宝塚ファンで今から70年程前?の15歳のころから通っていたと聞いていました。
当然ながら圧倒的に女性が多いのですが、年齢層を見るに意外にも若い人が多くこれは予想外でした。

長年にわたり、人を魅了し続ける秘密は何でしょうか?

噂に聞く、軍隊の様な厳しい規律と日々の試練の中から生み出されるだろうことは、圧倒的な迫力と統制から想像ができます。
そして、何よりも「清く、正しく、美しく」をコンセプトに筋が通っていると感じました。
宝塚歌劇団の人材獲得は、他と異なり付属の宝塚音楽学校の卒業生に限定されていたはず。しかもこの音楽学校を受験できるのは 15歳から18歳までで、この年代で入学できなければ、いかに優れた技量の持ち主でも、経済的に裕福であっても、生涯宝塚歌劇の舞台を踏むチャンスは巡ってきません。
狭き門であり、卒業までの期間が限定されているがゆえに才能が発揮され、人を感動させるのかも?と思いました。

「限界を超えた時に、才能の蓋がパカって開く」と話していた先生の話が頭をよぎります。


唯一、難儀なのは前後の座席の間隔が狭いため、休憩時間にトイレに移動するオバサマ方がヨロケて、「あっ」という声と共にどっかりと私の膝の上に腰を落とす滑稽な形になってしまうことです。

いや~いろんな意味で予想外に人生の彩になりました。