気になる物件

以前から気になっていた物件がありました。
そうです、袋小路の突き当りにあるマンションです。
家相でも通りのエネルギーが溜まりやすいという考えがあり、問題の多い土地のパターンと言われています。

南に面して陽当たりは良さそうですが、遠くからも2階のサッシが長期間外れたままなのが分かります。
近所の不動産屋さんでチェックしてみると、やはり空室で募集広告が出ていました。
築26年、2LDK（72㎡）、最寄駅から徒歩2分、家賃125,000円。
場所は悪くないと思うのですが、いつも空き部屋？

入り口を入った時の暗さと、ヒンヤリ感が何とも・・・・・

休日に散歩がてら、近くを散策。
いつもこの辺を独りでプラプラしている淑女に声をかけてみました。

「こんにちは！寒くなりましたね～お散歩ですか？」
「そうなのよ、歩かないと呆けるので家の前の通りを毎日散歩してるの。あそこからここまでね、ちょうど100歩で来れるのよ」
「うちの田舎の祖母は82歳で足を怪我して歩けなくなってから、一気に呆けてしまって大変でした。」
「あら、私は85歳よ」
「え～～見えないですね。若い若い！」

＞＞ここから10分ほど、地域のお年寄りや息子の嫁の悪口を一通りディスカションの後、本題に入ります。

「通りの向こうに住んでるんですけど、不動産屋さんからこのマンションに空きがあるって聞いて見に来たんですよ」
「あ～ここはね☆○△で○○□よ」

やはり、出入りが激しく、住人が長くいつかないらしいというキクさんのお話。

若い女性とは緊張して話せませんが、この世代とは初対面でも自分で驚くほどスムースに会話が盛り上がります。

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