愛情の相

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占い教室Bコースでお知らせしているテーマのひとつに、人と人との相性があります。

その相性にはジャンルによって「腐れ縁の相」「ビジネスパートナーの相」「総合的に良い相性」など様々な種類があります。

離婚の相談をされる方々の多くはこの相性の組み合わせが宜しくない場合が圧倒的で、逆に浮気や金銭問題などの大事件を起こしても最後には元鞘に収まるパターンなどはこの相性の組み合わせが何かしらの形で良い場合が多く驚きます。

家を例えにすると、傍からは立派に見える家でも地震がくれば揺れます。
木造でも鉄筋でもそれは同じです。強固な地盤に基礎や耐震がしっかりと作られていれば揺れても倒壊することは少ないでしょう。
人と人との相性を構成する要素が頑丈な基礎だったり、筋交いなどの耐震補強材に当たるような気がします。


そして、その要素を持つ相性の一つに、主に男女の恋愛感情をプラスに導く意味合いの相性として『愛情の相』なるものもあります。

先日他界した大叔父と数年前に他界した奥さんは仲の良い夫婦でした。
どれぐらい仲が良いかと言うと、息子のお嫁さんが二人をみて「世の中にこんなに仲の良い夫婦がいるとは本当に驚いたものです」と言うほど。
更に田舎に墓地があるにも関わらず、後の家族への負担や亡き妻の遺骨を身近に置きたいということで都心の一等地の墓地を買って頻繁に通っていました。
また、生前から本人の希望で田舎のお坊さんにお願いして戒名を決めて最後を迎える準備をしていたようです。
その戒名は亡き妻の戒名から一字取って入れた名前でした。


お二人の生年月日をチェックしてみると、大叔父からは奥さんに『愛情の相』が出ていて、その相性の威力を垣間見た気がします。



ちなみに男性のお客様で構成される『恐妻組合』の皆さんの中には、私を筆頭に恐妻から「同じ墓には入りません宣言」をされる方も多く、恐妻の合理性の前には『愛情の相』も薄まる可能性が否定できません。
今後、イレギュラーケースなど、更なる調査が必要とされそうです。