お金を拾う経験

イメージ 1

日経新聞夕刊の記事。
昨年の都内の現金の落し物は37億5千万円で過去最高記録だった様です。
内、27億円が持ち主に返還され、残り約5億7千万円が拾得者にひきわたし。

そして、約4億8千万円が遺失者不明で、東京都の歳入に。


正直者の拾得者の生年月日との運勢の関連が知りたいですね。

昭和40年台後半だったと思いますが、小学生低学年の頃に、田舎の県道で100円玉を拾いました。一緒に帰宅途中だった初恋の美香チャンと、どうすべきか?しばらく思案した結果、事件になるといけないので、町外れにある交番に届けようと言うことなりました。

家路と逆方向にある、駐在さんの住居と併設された田舎によくある交番に行くと、奥様と思しきおば様が対応してくれました。

「ちょっと待っててね」

と拾った100円玉を持って自室の方へ行き、また戻ってきました。

「二人とも正直者だから、おはさんがお礼をあげるね」
と、50円玉を、私と美香チャンに手渡してくれました。
その50円をどうしたかは、記憶にありませんが、オトナのふるまいができた気がして、とても誇らしい気持ちだったことを覚えています。


「俺、昔から小銭拾うんだよねー」と、恐妻にプチ自慢すると、

「下ばっかり向いて歩いてるからよ!」
と一蹴。

二度と話題に出してはならない、私のつまらない話集にアーカイブされてしまいました。