トルコから日本を憂う

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トルコに行ってみた感想はまず、子供と若い人が多く街が元気なイメージでした。

30代のレンタカーオフィスで働いている案内人の平均月収は10万円程とか。


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2015年のトルコの人口ピラミッドはこんな感じです。

国内の経済問題も長期化してトルコリラの対外価値もだいぶ下がっている状況にはありますが、
総人口に占める働く人の割合が上昇し、今後も今の子供世代が消費ゾーンになる20年~30年ぐらいは経済成長が促進される伸びしろが大きいともいえるかと思います。

もともと貯蓄率が低く消費が過熱しやすい地域性のようなので、国が成熟してきても日本より活発な内需が維持される可能性が高いと予測されています。

しかも驚くことに食料自給率は100%以上

所得は低くても迫りくる危機はちょっと遠いイメージです。


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同じく2015年の日本の人口ピラミッドはこんな感じです。

周知の通り、まもなく85歳まで働かざるを得ない状況がやってきます。
サラリーマンリタイヤ後もお金がかかり、年金がますますあてにならない状況から自己防衛は必須と感じます。

これから人口がどんどん減って円の価値が下がっていくかもしれないことを考えるとちょっと淋しい。