季節の楽しみ~蕎麦懐石

今日は義父の17回忌法要でした。
義父のお墓の前で手を合わせるときは、過去の悪行に引け目を感じたものですが、最近は健全なので堂々としていられます。

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身内だけの法要なので、昼食は全員一致で厚木の「宮本庵」で懐石。
前回の法要では食べ損ねたので4年ぶりのリベンジです。

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相模湾の魚介の御造りの後は、旬の鱧(はも)の吸い物。
片栗粉をつけて湯通ししたであろう、ゼラチン質感がなんともいえません。

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食事の合間に冷酒・・・・こちらは純米大吟醸~久保田の萬寿。
口当たりまろやか。
これで帰りの運転は免除確実です。


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お次は、こちらも旬の相模川の活鮎。
活きたままの鮎を見せてくれて、「この子と、この子を」と指名します。
待つこと15分。炭火でこんがりと美しい井出達でお目見え。
活鮎は臭みなくいけます。

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メインの蕎麦の前に地元足柄山の沢水で育てられた山葵をおろして待ちます。
山葵はまじで大好きです!将来自分の手で作ってみたい作物のひとつです。

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そして蕎麦の登場。
義母に連れられて、のれんをくぐったこのお店にはまって17年。
おいしい蕎麦屋さんはたくさんありますが、ここもなかなかだと思います。
数ある中で好物は手打ちの田舎蕎麦ですが、こちらの更科そばも細めながら、まろやかな口当たりでいとよろし。


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食後の締めは蕎麦湯。
山葵とつゆときざみねぎなど、分量しだいで多様な味になるあたりが好きです。
これがないと蕎麦は終われません。

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いくつか食後のデザートが出てきましたが、この時期の、よく冷えたあずき水羊羹に勝るものはないでしょう。日本人で本当に良かったと思える瞬間でもあります。



今日はおいしい1日を過ごせてHappyな気持ちで爆睡できます。