天気予報の通り雷が鳴り始めパラパラ雨が降ってきました。
電車の乗り換えが面倒なので、タクシーで移動。
午後の早めの時間なら30分程で都心部に到着するはず。料金は600円プラス高速のゲート2ヶ所で210円ぐらい。
しかし、走り出してもメーターのスイッチを入れず、「高速代いれて500バーツでどう?」とふっかけてきます。断ると「じゃあ、ここで降りるか?」と食い下がるボッタクリ運ちゃん。いまだにいるのかと頼もしくさえ思えます。
「ゴーゴーバーで踊ってた姉ちゃんの所に転がりこんで5年住んでんだよ」とまさかのタイ語に諦めたようで「俺は4時間も空港で客待ちしてたんだぞ」と、しぶしぶメーターをオン。
一昔前は毎回どんなアプローチでくるか?楽しみでしたが、経済発展と共にこう言う輩も減ってしまい、新らしい手口のトレーニングになりません。
トランジットの時間にLineで旅行会社の知人に連絡して彼のオフィスへ。
シンガポールの展示会の業者用の入場パスと身分証、レイルパスをもらいます。
アウトローして彼の地に居ついた昔のやんちゃ坊主も、今ではいいオッさんです。
現地採用で薄給とのことですが、周りに気を遣わず、将来の不安以外は全てハッピーと言うライフスタイル。一度の人生ならこれもありかも。