今日の襟裳岬

その昔、先生が「襟裳岬を歌う」という例えを使うことがありました。

若い方にはチンプンカンプンな話だと思うのですが、大御所の歌手・・・森進一が歌う「襟裳岬」のこぶしの部分が、酒を飲み過ぎてゲロてしまう時の音に似ているのでこのネーミングが付けられたようです。

毎日の運勢でもたまに「今日の襟裳岬」という注意報が出ることがあります。これは主に宴席でいつものペースで飲んでいると、酔いつぶれてお持ち帰りされたり、周囲に迷惑をかけてしまうので気をつけましょう~というコメントです。

この現象は体調の良し悪しを超えた特定の日に起こることが多く見られます。

先日の23時過ぎに母から着信がありました。
話によると父が宴会で酔っぱらったので迎えに行ったのですが待ち合わせ場所におらずあちこち探して、もしや川に落ちてしまったのではないか?と捜索願を出すかどうか迷い、もしかしたら最悪の連絡をすることになるかもしれないと伝えたかったようです。


母とすれ違いになった父は夜道を千鳥足で歩いて帰り、近道をしようと思ったところ田んぼの畦道を踏み外してドロドロ。

心配してあちこち探しまわった母の苦労は露知らず、父は迎えが遅いと怒りまくりで母を非難・・・・
そうなのです、その晩は四緑木星の父にとってはまさに今日の襟裳岬でした。
怒り心頭の母曰く「小さなことに拘って、本当に男は甲斐性が無くて悲しくなるよ」。

愚息の私が父に代わりまして、心よりお詫び申し上げます。

このフレーズは、豪邸の庭で番犬用ドーベルマンを5匹飼っている千葉のEJさんも申していました。

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生物学的に見てもやはり雄は、まさに刺身のツマでしかありません・・・・明日は我が身か?