実は、荷物が・・・・・

バリ島から移動する前日の立派なホテルで気づいてしまいました。

機内の寒さ対策用の着古しのトレーナーがない!
そうだ、最初の安宿で部屋をアップグレードしてくれるといてくれた際に、前の部屋のクロ―ゼットに入れたままだった。
しかも、よく探したらお気に入りの登山用品系ブランドの通気性の良いパンツ(下着ではありません)もないことに気が付きました。
ともに使い古しですが暑いところへ行くには最適の素材と大きさでした。

早速ホテルに電話して、レセプションに残っているかどうか?問い合わせます。
折り返しホテルに電話をくれるというので、電話番号と部屋の番号を伝えて電話を切ります。
15分ほどで、やっと折り返しの電話が来ました。

「掃除を担当したマイフレンドが、あなたがプレセントしてくれると言ったので持ち帰ってしまったらしい。しかも彼は今日から数日休みで仕事には来ない。」

「あれは、おばあちゃんが死ぬ前に私に買ってくれた(本当は全然嘘)とても、とても大事なパンツなの。だからなんとかユアフレンドから返してもらってほしい」

「残念ながら、マイフレンドの家はここからすご~っく遠いところにあって、バイクが故障していてこちらに来ることはかなり難しいと言っていた」

「もし、ユアフレンドから受け取ってくれたら、お礼に100,000ルピア(約1,000円)プレゼントできるけど」

「わかった、グランドマザからのプレゼントでは何とかしなければ。マイフレンドに電話してみる!」

30秒後・・・(金がかかってるので早い)
「マイフレンドは具合が悪くて寝ているらしい、知り合いの運転手を頼んでホテルまで持ってくると相当な運賃がかかる。多分500,000ルピアぐらいかかると思うが、ミーが頼んでもいいよ。」

「実はあまり現金がない。離婚の申し立てをされていて(これは嘘です)クレジットカードも限度額オバーなんだ」
「そういうことでは、しょうがないね~なら、いくらなら、交通費を用意できるの?」
「150,000ルピアが限度だよ」
「それじゃ、無理だ。少なくても400,000ルピアは以上かかる遠い場所なんだよ!」

電話しながら、インターネットでバンコクにあるお店で、同じタイプの新作がセールで48USドルで売っているのを発見!

「ミスター、400,000ルピア払ったら明日の出国税が払えず帰国できない。今回は諦めるわ~」

「ノーノー!大事なプレセントだぞ!じゃ~350,000ルピアで俺のマイフレンドのタクシー運転手に取りに行ってもらうよ」

「いやいや、350,000ルピアも払ったと妻が知ったら確実に殺されるよ!」

「なんだって!!おばあちゃんに怒られるぞ!いいのか?!じゃ~300,000ルピアでOKだ!」
しばらく電話口で300,000ルピアが連呼されていました。本当に困ったマイフレンドです。
ちなみに安宿の受付の月給は2万円程だとガイドさんが言ってました。

どこまで下がるか?漫才を続けたかったのですが、別の旅行会社の人と会う約束の時間になってしまいました。


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風通しの気持ち良いレセプション。
バリ島専門のツアー会社で、このホテルからのリーズナブルなOPツアーも多数用意している代理店。
グループの場合はディスカウントできるので、一度利用して見てほしいとの話でした。

この旅行会社のホテル紹介記事は良くできていると思いました。
大型でちょっとやり過ぎでしょ?的なリゾートですが、とにかく綺麗なことは間違いありません。



そういえば、こちらの立派なホテルにも忘れ物をしたようです。
ホテルから空港へ向かうタクシーに乗ったところ携帯に電話があって・・・・「お土産の栓抜きを忘れているのでは?」と。

先生に「白石に買ってきてやってくれ」と注文されていたちょっとこの場では画像を出したくない形状の持ち手の栓抜きです。
「来月、また来るので保管しておいて下さい」とお願いしました。
このホテルならマイフレンドの保管料は要求されないと思います。