とある日のこと・・・
ボロ物件の空室リフォームの下見へ。
いつも廊下を行き来するおばあちゃんが今日もいたので、声をかけてみた。
思った通り、1階に入居していただいている最高齢のツルさんだ。
「こんにちは、お散歩ですか?」
「毎日、廊下を三往復してるんですよ。歩けなくならないように毎日運動」
「お元気ですね?おいくつですか?」
「5月で100歳!」
「若いですね!」
「もう長いこと、ここに住んでるの。他を探したんだけどね、なかなか移れる所がなくてね。」
ツルさんは私がどこの誰かも知らないと思う。
でも、大丈夫!
身寄りのない、ツルさんの分の想定しうるあらゆる保険に加入して準備してるから、ずっとそのまま住んでてほしい。
明日も元気に廊下を三往復してください。