ニュージーランドの聖地巡り~その2

『龍脈』のお話は以前にも書いたかもしれません。
地球上にはとてもパワフルな気の流れがあって、『龍脈』と呼ばれています。
その出口はたくさんの気が溢れて発展するというもの。日本で有名なひとつは富士山。
富士山の山頂からあふれ出た気が富士宮周辺で大地に沈み、その気が東に向かって多摩川付近で地表に現れて、まるで龍が通る道の様にその川向こうに注ぐ・・・・・・・その地は田園調布と二子玉川
関西で言うと六甲山からの気が降り注ぐ場所が芦屋です。


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活火山がその代表例で、ニュージーランドの北島ではタラナキ山がそのひとつ。
天気がよければこんな感じに見えるはずなのですが・・・・昨晩から強風が吹きつ今朝も雲り。
昼間で待ちましたが天気は変わらず・・・


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諦めて・・・小さな街中を抜けて山麓の龍脈とされる地域へ移動します。


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海沿いの町からハイウエイ3号線を北上。



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ウルチロードの看板が見えたところで山道へ入ります。

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左右は緑がどこまでも続く牧場地帯。


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自然のまま残されている川に架かる橋も非常に小さく、対面通行ができませんが・・・余計な建設物は作らない・・・という環境に配慮してのことだそうです。

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牧場の中を支流が蛇行して流れ、田舎育ちの自分でも感動的な光景の連続です。


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舗装道路が終わり山道に続きます。
マイナスイオンの多いこと!
窓を開けるとちょっと寒いですが、非常にすがすがしいです。


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この辺はトムクルーズ主演の『ラストサムライ』の収録地でもあります。
龍脈だと知ってのこと?
見ようによっては、昔の日本の光景に重なるかもしれません。


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車も牧場の関係者も誰も見かけません・・・・完全に放し飼い?


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驚くほどの羊の数です・・・・人口よりも羊の方が多いというのも頷けます。

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この辺でスーパーで買出ししたものを適当に組み合わせてランチです。



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マジデ・・・ちょっとやばい道みたい・・・落石とがけ崩れの連続。



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ここから先は落ちたら谷底へまっしぐらのユーターンができない道です。

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最後のユーターン場所はススキとシダ類が混在する日本とは異質な独特の雰囲気。



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ニュージーランド特有のシダ類に囲まれた道の先には・・・・ポッカリと空いた穴の様な入り口が。




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中は真っ暗で、車がぎりぎり1台通れる幅。
まるで川端康成の世界・・・・・トンネルを抜けるとそこには・・・・





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まるで桃源郷の様相・・・・すばらしい~の一言に尽きます。
天気が良かったら言うことはなかったでしょう。





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この農場主は毎日この光景を見ながら朝から晩まで暮らしているのかと思うと、ちょっとジェラシ~




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放し飼いの地鶏・・・・・脚のしっかりした鳥・・・・絶対に旨いと思う。




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山の急斜面に見える白い点は・・・羊です。
ここの羊は崖でもどこでも想像できない場所で草を食んでいます。

そして『SCHOOL BUS ROOT』の看板。
この地で暮らす子供の心はどれほど透き通っているんでしょうか?

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雲も少し薄くなってきたところで、桃源郷を離れて町へ戻ります。
さすがに標高が高いとちょっと冷えます。

この体がス~ッとする感覚はいつ体感しても良いものです。
考えが全てポジティブになって、なんか視界が思いっきり広がる感覚です。
思い込みもあるかもしれませんが、聖地といわれるところはなかなかです。



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麓の町に戻ったら・・・・強烈な雨。

もう・・・どんだけ~?って感じです。

聖なる山へ踏み入れるには、まだ修行が足りないって事でしょうか?