笑いをとる

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ごく当たり前のことですが、振り返ってみると、爆笑の渦に巻き込まれたセミナーやイベント事は概ね評価が高く、リピートします。
後でそのセミナーの音声を聞いてみると、実の所、内容的にはそれほど立派な話はしていなかったりします。

笑いが続くと、脳内にポジティブな状況を引き起こす物質が放出されて、物事の理解力を促進させることに繋がるという話を聞いたことがありますが至極納得です。

盛り上がらない状況でも、笑いがあると急展開することはよくあります。


同じ様なことが20年以上前にありました。
狙っていた取引先の某携帯ショップの女の子とやっと飲みに行けることになった記念すべき日でした。
彼女は既婚者でしたが、どうやらその日は『深い訳』があって帰りたくないという、他人にはこれ以上喜ばしいことはないという絶好のチャンスでした。あまりにも嬉しくて、ご先祖様に手を合わせたほどです。

ところが、その深い訳・・・・予想通り旦那の浮気・・・を聞いているうちに、笑いを取るどころか、彼女の男性不信に話が進んでしまい期待していた状況と180度反対のムードになってしまいました。
その場にいたたまれなくなった彼女は「社長呼ぼうよ~」とすでに決まってしまったかのような口調で携帯をダイヤルします。
30分後・・・・そのお店に登場した社長の独特のテンポの話のお蔭で、さっきまでの雰囲気とは打って変わって、彼女は大笑い。
お持ち帰りもできないばかりか、『笑いの取れない、つまらない男』の烙印を押された私は失意のどん底に・・・・
次の日から彼女はその社長に密かに好意を寄せるようになってしまったのです。

笑いの力はすごいと痛感した苦い思い出です。


え・・・・その社長の名前ですか?

確か『竹下宏』という人でした。





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本日の生贄家相講座・・・・・皆さんには、この写真の中に流れる『難し~い空気』が見えるでしょうか?(笑)

笑いをとるコトは本当に大切なことだと思います。