以前、国家の費用対効果に関する書籍で興味を惹かれる部分がありました。
「税務調査をやる署員の人件費」と「脱税を発見し追徴課税して得る金額」はどちらが多いのか?
税務署員の人件費の方が高いらしいです。
抑止という意味合いを考えなければ、ある意味、税務署員をリストラした方が、脱税を追うより収支がプラスになるという皮肉なお話でした。
年々、固定資産税の請求書が増えて涙が出ます。
土地・建物の所有者として国に登録されている期間はずっと支払い義務が続きます。
沖縄で宿を運営している知り合いがいますが、地価が急上昇して固定資産税がびっくりするぐらい跳ね上がったと聞きました。
国税庁の相続路線価をみると、自宅も2017年と比較すると、現在は㎡あたり20,000円上昇しています。
最終的に売却するまでは収支が確定しないため、重税感の方が強く、今のところ豊かさは全く感じられません。
「世の中でいろいろあったんで、今年は免除しちゃいます!」
こんな優しい納税通知書をお願いしたいものです。