金曜日の夜は~番頭劇場 2/18

『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。

 

皆様からの素朴な質問
 
「50代中盤を超えました。
サラリーマン生活もゴールが見えてきて、定年後にどの関連会社へ行くのが自分に合っているか?の相談を竹下先生にしています。
 
最近、身近になってきた問題は実家のお墓のことです。
私は一人っ子なので地方都市にある先祖代々続くお墓を守る責任があると思っています。
妻も基本的に私に賛成してくれてはいますが、一人娘に私たちが他界した後のことまではお願いできないことに気づきました。
 
実家でお世話になっているお寺の住職は若くして寺を継いでおり、考えが柔軟です。永代供養料をお支払いすることで墓終いも当然ながら可能だと助言してくれ安心しています。
 
ご先祖様には申し訳ないのですが、自分が引退するまでに墓終いの方向で準備をしようと思っています。」
 
 
 
多くのお客様から同様のご意見をもらいます。
 
 

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↑FBの広告で頻繁に表示されるようになりました。

都内のビル内にある納骨堂のご案内。

昔はこんなのありえない!と思っていましたが、最近はコレもありかも?と思うようになっています。

 

若い時分は当たり前だったと思えることも、少子化がどんどん進んでいけば自分の後の事を次の世代に負わせるのは抵抗があります。

 

実際の番頭家の墓継ぎ関係はどうなっているでしょうか?

 

妻方の親族はほぼ他界して、お墓の管理は昨年から私が負うことになって毎年のお墓の管理費用の請求は私宛てに届きます。

 

では、自分の実家の墓継ぎは?

二人の妹は嫁にいってますので、当然ながら長男である私が墓継ぎとなります。

子供のころからそう思ってきましたし、そう期待されてきました。

 

でも責任は私の代で終わりにしようと思っていて家族にもそのように伝えています。

 

 

 ↑ここまでは、本当のお話です。

 

 

東北の田舎のお墓は敷地が広いのは良いのですが、骨壺を納めるタイプではなく、先祖代々の遺骨が入っている穴にそのまま、サラサラと流し込んで一緒にしてしまうタイプ。

底がそのまま土なので、まさに土にかえることになります。

母はこの自然に則したタイプのお墓を絶賛しますが、恐妻は葬儀がある度に私の耳元でゴニョゴニュと囁きます。

 

親類のおば様が方からは、「何をひそひそ話しているの?お宅は夫婦仲がいいねぇ~」と微笑まれます。

 

傍からは仲が良く見えるらしい、恐妻のこのふるまい。

 

毎回、耳元で何を囁かれているかというと・・・・・

 

「私、あそこに入るの、絶対に嫌だからね!」

 

やっぱり、長男って辛いです。

 

 

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