最近、30~40代のお客様方からの戸建て住宅購入の相談が増えています。
こちらは、14年前の2008年に購入を考えたお家。
前に住んでいた貸家の窓から西側に見える木造3階建ての新築でした。
地下鉄の駅から徒歩2分、4SLDKで売り出し価格が5,580万円。
1か月後に最終的に5,280万円で売れたと記憶しています。
今思えば、微妙な作り・・・・
手前のお宅はすぐに売れて、旗竿地の奥の家が残っている感じでした。
頭金を500万円ほど入れて当時の住宅ローン金利で35年・元利均等払いで購入していたら、月の支払いは159,000円で今月現在のローン残高は3,269万円。
近隣の同じぐらいの中古物件が4,000万円前半で売られていますので、諸費用を入れるとトントンぐらいで売れたかもしれません。
内見して、購入しなかった理由は1階の真ん中にトイレがあったこと、旗竿地など諸々。
その他にも、引っ越し時期や何やらで数えきれないほど夫婦喧嘩していました。
家を買う時の気学あるあるですが、結論としては買わなくて本当に良かったと思います。
14年後・・・・・家族構成も変わって、当時はあんなに必要だった部屋数も不要になりました。
あの頃、住宅メーカーに勤務していた先輩が助言してくれた言葉・・・・
「新築の大きな家は後が大変だからやめた方がいい、売ってる俺が言うのもなんだけどな」
今はその意味が痛いほどわかります。
15年後を正確に予測するなんて無理です。
歳をとるとだんだん頑張れなくなります。
えいやっ!ってノリと勢いで行動できる期間は限られます。
自分も家族もいろいろ変わります。
何を基準に家を買ったらよいのか?皆さんが迷うのもよくわかります。
あと数年で60歳になる自分もいまだに迷うことばかりです。(涙)
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