長生きに貢献する胡桃の木

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週末は法事と祖父の実家の葬儀が重なりピンチヒッターで私の登場です。
事前に自分が吉方位になり帰省できる時期を両親に知らせていますので、それに該当する行事があるとお声がかかります。

祖父は9人兄弟の末っ子で、一度、祖父の生家を見てみたいと前から思っていました。
跡継ぎの大叔父からも何度か「あんたもいい歳になったことだし一度、家に来て祖先の墓をお参りしてくれ」と前回会った時に言われて約束しました。

今回は残念な行事ではありますが、たまたま、その希望が叶ってしまいお邪魔することに。
遠泳に続くのではないか?と思われる田舎の葬儀後の会食を抜け出して、その家の歴史や終戦後に生きて帰ってきた兄弟達のその後を聞くことができました。

中には・・・初めて耳にする、私の実家に婿として来た祖父は、村でも有名だった偏屈義父(攻撃型・宇宙人・芸術家の相)の強烈さについていけず、何度か実家に逃げ出したそうです。
ちなみに沖縄で戦死したその祖父は守備型地球人・根暗の相でした。

それとは異なり、戦死した祖父の後釜として実家に婿にやってきた今の祖父は5-5という非常にエネルギッシュな生まれ。偏屈義父と何度か大喧嘩したのち勝利して?自分の地位を築き、当時の村では、ある意味有名になったそうです。

このように、今まで全く聞くことがなかった血縁者のキャラや生き様と誕生日を聞いて、頭の仲で様々な相を思い浮かべました。
こんな形で過去のご先祖様を思いやることも供養のひとつだと考えています。

ちなみに、たまたまかもしれませんが、戦地から年も月も吉方位で戻った祖父の兄弟達は、その後かなり長生きしていました。


帰り際、お土産にと、その祖父の実家に代々伝わる胡桃の木の苗木をもらいました。
「この木から採れた胡桃を長年食べている年寄りは病気にならず長生きする」と聞かせてくれました。
早速、実家の北上川沿いの国有地との境目の胡桃の木エリアに植樹しました。


この木から胡桃が採れる頃には、祖父の実家のことを語り伝える人もいなくなっているだろうと思います。