いろいろ調べてみて、職人さんが手作りしているお気に入りの箸を調達しました。
黒檀や紫檀、鉄木などさまざまな素材がありますが店頭で
「ずっしり重くて、としっかりしたもの、箸先の削り加工がされているもの」
と指定したところ、ちょっと値ははりましたが青黒檀の七角削り箸がひとつだけありました。
２満円そこそこの箸が高いかどうかは価値観の問題ですが、かなり気に入ってしまいました！
黒檀は年々希少価値が高まり、確かインドネシアでは輸出規制をしている素材です。
私が手にした箸も、このお店で数年前に輸入した青黒檀から削りだした逸品だそうです。
一膳だけのつもりが、いろいろ話を聞いているうちに、丼もの用の箸と中華料理用の箸まで買ってしまいました。
その日の料理の種類によって使い分けすると言う職人さんのノリがとても気に入りました。
五角箸は巷でも目にしますが、微妙な角度で押さえる三本指が七角面に収まる七角削り箸がこんなに手になじむとは思いませんでした。なんかとても得した感じ。
方位の良い店ではお気に入りのものが手に入ります。
