リカバリー方位取り最終編～丹後半島

先週の博多に続いて今週末もリカバリー旅行です。
今回は身内で参加できる生年月日の人を集めて共通の吉方位圏内になる京都です。

景勝地の天の橋立を超えて丹後半島を進むと小さな入り江に漁村があります。
映画「男はつらいよ」の29作目に登場する丹後半島の伊根です・・・・実は寅さんの大ファンで機会があったら一度来てみたいとかねがね思っていました。

伊根湾をぐるりと囲むように舟屋が立ち並ぶ光景は素朴で素敵です。
今日は江戸時代から約300年余り続く伊根祭（たぶん？）。別名「海の祇園祭」とも呼ばれ、大漁などを祈願し祭礼船や神楽船などが伊根湾で海上渡御を行います。
今年は、平成１７年以来７年ぶりの船屋台が１基巡航して舞が披露されるなど小さな賑わいでした。
年配の方が足の不自由なお年寄りの手を引いて、海上を過ぎ行く祭礼船に手を合わせている光景はまるで映画のワンシーンを見ているようで小さな頃の情景を彷彿させる情景でした。

地元の子供たちと透き通る海に入って、ウニを少々堪能させてもらった後は伊根の半島の先にある千枚田。
手入れの行き届いた棚田の中の小さな祠にもお神酒が備えられて、自然や神々への畏敬の念を忘れず、脈々と伝えられる風習は本当に美しいと思います。

田舎育ちのためか、棚田も大好きで、旅先に棚田があると聞くと必ず足を延ばして見に行きます。
夕暮れ前の日本海を背景に広がる棚田も本当に素晴らしい風景でした。

唯一、日の方位の影響か？高尚な食材からは縁遠く、終始ジャンクな食事で終わってしまいました・・・・