スーパーセールス

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「痩せていれば完璧なのか?」と昨年?物議をかもしだした下着メーカー、ビクトリアシークレットの広告。

その争点の是非は下記のリンクで確認いただくとして・・・・
出典:女性自身
本当にけしからん!・・・・といいつつも、う~ん、左から5番目かなあ。



不動産、保険など世の中の各分野ごとにスーパーセールスと呼ばれる飛び抜けた営業成績を残す方々がいます。

少し面白い業種だと思うのですが、アメリカに在住でネット通販で女性の下着を売っている女性の方がいます。
今から10年ほど前でしょうか?一時期、肌さわりの良いTバックを探し求めてネットを放浪して行き着いた先がこの女性が売り主のYahooオークションのサイトでした。

はじめて送ってくれたTバックが、あまりの手触りの良さと、デザイン、形状に感動!
「今までで一番理想に近い商品でした。ありがとうございます」
的なメッセージを送ったところ、たまに直接連絡を送ってくれるようになりました。

そのメッセージはこんな文面です。

「お客様の好みに合いそうなアイテムが入荷しましたので、ご案内をさせて頂きたいと思います。」

2回目も3回目も、ほぼパーフェクトなチョイスだっため、全て購入し次のリクエストを送りました。

数週間後、またメセージが来ました。
次のメセージはこんな感じでした。
「御主人が喜びそうな、かなりセクシーなタイプのラインナップが登場しました!」

ご主人が喜びそうな・・・??

そうなので、私の本名を漢字で書くとどう見ても女性の名前に見えてしまうので、このサイトの運営者の女性は私を女性だと勘違いして毎回メッセージを送っていたのでした。
まあ、普通おっさんがネット通販で奥さんのTバック探しているとは思いませんよね?(笑)

これは面白いかもしれないと思い、その後も自分は女性としてオーダーを続けました。
恐らく男性だったら決してコメントしない様な内容を知らせてくれたり、「女性はそういう風に思っているのかあ~」と別の意味でとても参考になりました。

この女性は後にビクトリアシークレット他、女性の下着を幅広く手掛けるネットサイトの運営で北米のTVでも取り上げられるようになったようです。

とても、気遣いのある方でメールのやりとりの顧客との間合いが非常に心地よく、過去のリクエストやどんな風合いが好きなのか?など細かく記録をしていました。
時には自分のお店にない商品でもリクエストに近いものを発見すると利益度外視で他店で購入して送ってくれたりと、ピンポイントで自信を持って商品を勧めてくれるあたりが、すごいな~と思いました。
事業として成功されるのも至極納得です。

好きこそ物の上手なれ・・・の典型を見た気がしました。