近い将来に完全禁制品になるかも?

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今年4月にケニアで密漁撲滅のために象牙105トンが焼却処分されました。
今後、アフリカ諸国を中心に象牙取引の全面禁止の方向に流れが変りそうです。

特に某国の富裕層のニーズが急速に上がったことも一因とされています。

日本では、象牙等の国際取引を規制するワシントン条約の実効性を高めるために、1992年に「種の保存法」を制定し、合法的な取引によって得られる収益は、違法な取引の阻止や野生動植物の保全のための支援資金となっているという見解です。



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今後もアフリカゾウ保全を図りつつ、その持続的な利用を可能とするために、合法的に輸入された象牙のみが国内で取引されています・・・・と言うのが表向きのお話。
実際の調査では規制の下で輸入される流通量よりも市場で販売されている量の方が多いという統計も。

一方、通販などで激安な象牙の印鑑はシベリアの凍土から採掘されるマンモスの牙から作られたものがほとんどだとの専門家のお話です。


たけした事務所でもお客様のリクエストで印鑑の取り扱いをして8年目になっています。
象牙の印鑑をご注文いただくと、桐箱の中に関係機関発行の「種の保存法」認定マークが同封されています。

正規のルートで扱われる高品位の印材の卸価格は年々上昇しています。
特にハイグレードな材質はなかなか入手が困難かとんでもない金額で取引される状況で、お金持ちが買占めして保存しているという噂も耳に入るようになってきました。

時代の流れで禁制品になる、またはアンダーグラウンド商品になる可能性大との見方も・・・・