理不尽な制度

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最近、頻繁に目にするテーマです。

知人でサラリーマンをやりつつ、将来も利益を生み出しそうな別の仕事を並行してはじめて数年経った方がいます。
奥さんを社長にして法人を設立してそこそこの利益を確保できて喜んでいる様子でした。

ところが、先日「ちょっと相談があるんですけど・・・・」とLineがきました。

なにかと思ったら、年金事務所からの呼び出し通知。

社会保険や年金はリーマンとして働いている自分の会社でも奥さんの仕事先でも加入済みなので、自分には関係がないと思って何度か通知をシカとしてたそうです。

ところが今回はいつもと異なり気合が入った文章だと・・・・

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ここは、税務署に次いで私にとっての忌避施設。
しかしながら、明日は我が身?かもしれないので、興味本位で休みの日に付き添って行ってみました。

どうやら、年金や保険の原資がヤバいので、取れる所からはとろうという趣旨の国の施策らしいのです。
法務局に登記されている全ての未加入法人に連絡しているとのこと。

報酬を得ている法人の常勤役員になっていると、年金は70歳までの人、保険は75歳までの人が原則加入必須対象。
場合によっては2か所から報酬を得ていると、支払額は保険料額表に沿って案分ながらも、当然ながら両方の会社で加入する義務が発生することになります。


いろいろツッコんで担当者に質問してみたところ、抜け道は・・・・・『非常勤役員で会社の意思決定権をもたない人は報酬を得ていても加入の義務なし』あたりでしょうか?

友達と顔を見合わせて・・・・・ニンマリ。

今度お客さんのこの辺の専門の方がいるので聞いてみようと思います。

儲かると嬉しいけど、御上は見逃してくれません。
老後に向けたサバイバル活動はあちこちに国の罠があります。