空き家問題

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7月に突然、測量会社から電話がありました。

「所有物件のお隣が売りに出たため境界確定の立ち合いをお願いします」

境界の杭の位置の協議と測量後の確定書面に記載、捺印と2回も現地に足を運ぶことになります。
でも、測量で土地が狭くなると困るので、境界確定の立ち合いには全力で協力します。

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たまに掃除に行った時に気になっていたお隣の築古住宅。
恐らく築40年はゆうに経過していると思われます。
長期間に渡り空き家になっていたらしい隣家。

近所の方に聞いても、「おばちゃんが施設に入っるって聞いたけど、町内会費ももらえないんだよね。息子が一人いたけど行方が分からなくてどうなることか・・・」

測量士に聞くところ、遠方に住む相続人の息子さんをやっと探して話を進めるのに半年近くかかったそうです。


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そう言えば、台風が通過した後はお隣の屋根材が、アパートの敷地に毎回飛んできて散乱。管理会社の方が苦労してました。
これからこういうパターンの管理する人が誰もいないお宅が多くなると思います。
都心に直接アクセスできるターミナル駅から徒歩10分圏内なら売却も容易だと思いますが、地方の実家はまさに負動産です。

でも一番辛いのは、この時期の境界確定作業で建物の裏側に周ったりして、蚊に刺されることです。

お会いしたことはないですが、お隣のお婆ちゃん、天国でお元気にね~