3月末に決済したボロイマンション1棟。
隣地の所有者6名との境界確定の作業がこのご時世で伸びのびになっていました。
「ここまでがお宅様の土地で、ここからがこちら様の土地ですよ。そのことを明確にする証がこの境界鋲ですよ~問題なければ署名と捺印をしてください」
という流れで淡々と進むんだと思います。
私も自宅や別の物件で境界の立ち合いをお願いされて署名・捺印したことが何度かあります。
立ち合いは普通は測量士さんがそれぞれと連絡を取って立ち合いと書面の作成、必要に応じて更生登記をしてくれます。
なので普通は買主が立ち合いに付き添うことは稀だと思います。
が・・・・今回は貧乏くじをひいてしまったようなのです。
隣地所有者の地元の大地主の一人が「俺はハンコは押さない!」と言い出したらしく測量士さんと大もめ。近所の人に聞くと有名な偏屈爺さん。
仲介した売り主側の不動産屋担当者、こちらの不動産担当者と測量士が集まって何度も話し合いをしたらしく・・・境界確定ってこんなに大変なものなの???
結局、地主同士で話し合いするしかないという流れになって、私が菓子折りをもって出向くことに。
ちなみにこの時は外せない案件だったので、ねじローブレスを右手側に着けて出向いてみました。
そこで初めて会ったのが地主さんのお母さん。
話の分かる人で脈がありそうでした。
何度か電話で世間話をしながら交渉して、そのお母さんが立ち会ってくれることになりました。
測量士さん登場!難航した場合に備えて二人体制。
裏手の境界の確認。
敷地角の境界標の確認とフェンスの所有者確認。
測量の結果、このブロック擁壁とフェンスは私の土地側に長さ30mに渡って越境しているということが判明。
測量士さんの車のボンネットの上で境界確認書類と越境承諾の覚書にサインと捺印。
最後に測量士さんが位置標を貼って終了。
スムースにことが運んでよかったです。
測量士さんありがとうございました。
結論・・・・・やっぱりおばさんはいつも私の見方!