『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこ
のように呼ばれています。
皆様からの素朴な質問
「婚活アプリで結婚相手を探しています。何人かと交際した結果、結婚しようと関係を進めて行った42歳の彼のアプリで表示されてる年収800万円~1,000万円が実は嘘だったことが分かり、実際には680万円でした。
人柄は好きなので、上場企業の小会社なので倒産したりはしないと思いますが、子供が2人生まれ、家まで購入する仮定で、退職金までざっと計算してみると、定年後も年金だけでは厳しいというシュミレーション結果になりました。
このアプリを教えてくれた友達は年収が1,500万円の自営業の方と結婚しました。以前と暮らし向きが変わったことが目に見えてわかりました。
やはり年収が高い人を探した方が良いのか?39歳の自分の年齢的に難しいのか?とても悩みます。」
多くのお客様から同様のご意見をもらいます。
表には見えない属性の伸びしろ
婚活サイトの男性のプロフィールに表示される「年収」の欄。
プライム企業でも一般企業でもサラリーマンの場合は源泉徴収票を元に、勤務先から振り込まれた税込み金額を記載します。
自営業者の場合は売上高ではなく、そこから自分にいくら給与として支払ったか?の年間の給料の金額を記載します。
プライム企業勤務の高属性の方は別として、ぱっと見、一般企業の年収1,000万円の人と自営業で年収をあえて低く抑えて500万円にして表示している人と、生涯賃金という物差しで比較した場合、果たしてどちらが有利でしょう?
プライム企業の方でも定年があります。企業人として帰属している間は手厚い保証がありますが、その後の数十年はどうでしょうか?
逆に零細企業や自営業の場合は倒産のリスクはあるものの定年がなかったり、そのまま独立開業が容易だったりします。どちらの属性の方も同じぐらいまで生きるとしたら、果たしてどちらが総利益は大きくなるでしょうか?
そこで重要になるのが、生まれ持った適性になります。
自営業に向いている人、向いていない人様々ですが、これはある程度高い確率で鑑定で判断ができます。
そして、重要な点は、向いていなくても何かしら定年後にやらないと人生の終点までの予算の見込みが合わない場合はどうしたらよいのか?問題になります。
最近はこの相談が急上昇しています。
自営業の方は、かなりの預貯金をすでに持っていることと合わせて、確定申告書の数字が良いかどうかで、住宅ローンが希望額で組めるかどうかが決まります。
一方、企業に長年継続して勤務している方は基本的に年収の10~20倍の住宅ローンが組めると思います。しかも一般の事業性のプロパーローンとは異なり破格の低金利です。
このようにサラリーマンの企業属性による目に見えないメリットや自営業の人の属性以外の将来的な伸びしろがどの程度ある人なのか?を見極めるのが何よりも大変だと感じています。
↑ここまでは、本当のお話です。
久々にメインバンクへ。
住宅ローンで苦労した十数年前に、唯一私を信じてくれて、融資してくれた地方銀行。
支店長さんが3人変わりましたが、皆さん良い方で、金利を下げるための提案など私の望む状況を作り出してくれた恩人だと思っています。
あと13年でローン完済です。毎月のそのローンは入居者の家賃で支払われて、残りで税金と火災保険、修繕積立ができるので、実質私はずっとローンを払わずに住んでいる状態です。
属性の良い方は基本的に利用しない金融機関だと思いますが、個人に特化した政策で自営業者を救っている日本になくてはならない銀行だと個人的には応援したい地銀です。
支店長さんの異動に伴い、定期預金がそのまま何もせずに働いていない状況だったので、一時的に信用金庫に移して、別の場所で働いてもらおうと思います。
良い子には旅をさせて大きくなったら、また戻しますんで!