人生の川

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皆さん、今月のメルマガ読みました?
人生の川の話は先生のところにも、番頭のところにも賛否いろんなメールが届きましたが、皆さんの今の位置はどこらへんでしょう?



帰国後にメルマガを読んでベトナムの現地ガイドさんのことを思いだしました。

ホーチミンの現地ガイドは75年生まれのホイさん。七赤金星・独裁者の相・・・・第一印象は無口で愛想がない人・・・という感じでしたが、話を聞いていくうちに朴訥ながらジョークをはさんだり、非常にクールな人だとわかりました。参加者の皆さんも同じく「ホイさんは、すごくいい!」と言う意見が多数でした・・・ちなみにカンボジアのガイドさんは、『単純にいい人』でした。

ベトナム戦争が終わった頃の混沌としたサイゴン。食糧事情の厳しいとても大変な幼少期を過ごします。何しろ毎日、口にできるものはイモだけ。肉や魚など(彼は『ご馳走』と表現していました)は祖母の家に出むき月に一度だけ。

その後、政治家になったお父さんのコネで何とか渡米を果たします。
初めての海外のアメリカを目にして、母国とのさまざまな経済格差に強烈なカルチャーショックを受けます。
「同じ世界にありながらここまで違うのか?!」と。

縁あって、日本人街に毎日足を運ぶことになり自然に日本語を取得。
実際かなり流暢です。

その後、苦学の後、建築学を学ぶためマスターコースへ。
「自分の国で、こういう建物を建築してみたい!」と言う強い思いを胸にし帰国します。

しかし母国に戻ってみると、社会主義政策による経済の遅れを目の当たりにし、アメリカとのあまりの違いに2度目のカルチャーショックを受けます。

「まだ、自分の国ではこんなレンガ積みの家に住んでいるのか?!」

さまざまな努力をしたにもかかわらず、個人の理想と努力を超える国の政策に苛立つ長い年月。

最近やっと、国の政策や建築の視点が変わり、今年になってやっとデザイナーズマンションが建ち始めます。

「やっと自分が学んできたことが生かせる!」

今は友達と会社を設立して、インターネットで仕事を構築する毎日。
ガイドの仕事はそれまでのつなぎで、某大手Kツーリストのように、年配の人たちがたくさん参加する、あれもこれもの殺人的なツアーにあきれて、現在はJTBと数社の特定のツアーのガイドしか引き受けません。

このこだわりようなど、やはり独裁者の相の特性が見え隠れしています。


今年の七赤の運勢どおり、自分がずーっとやってみたかったことが目に見えて始まったようです。

ホイさんもいろんな川を渡って、これから大きな宝物に出会うのかもしれません。


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