根性!

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このご時勢ですので転職で苦労されている方はたくさんいると思います。

2年ほどの付き合いになるラッシャー君(五黄・守備型・八方美人の相)。お母さんが番頭とほとんど同じ歳なのに聞いて驚きました。
そんな彼が仕事の途中にわしづかみ君を買いにきました。転職したのは良いのですが、名前を聞いたら・・・なんと!離職率が非常に高いとされる☆通信。

「貧乏していた自分は仕事を選べるような身分ではなかったんです」


同時期に入社した10名のうち1ヵ月後に残っているのは彼ともう1名のみ。
スパルタで有名な会社です。大昔にうちも取引したことがあるのですが、半年のうちに3人担当者が変わったほどで、当時は何でもありのそれはそれは激しい会社でした。

彼の主な業務は法人への携帯電話販売なのですが、ゼロから全て自分で訪問先を開拓しなければなりません。しかし、前に派遣でテレアポの仕事をしてコツを掴んでいたので、企業の担当者に会う事は難なくできて、しかも成績もまずまず。

同期の人たちが辞めていく理由を聞いたら・・・・・「日々深夜に及ぶ就業形態に嫌気がさした」と「上司の執拗なイジメ」でした。

彼も上司に目をつけられてイジメにあいましたが、なんのその~「笑っちゃうぐらい、楽勝ですよ!」と。

実はラッシャー君は、今も若者ですが、もっと若い頃は厳しい板前の修業をしていたのです。
その厳しい世界といったら他では体験が出来ないものだったとか。
でもそんな経験が今の彼に大きく役に立っているようです。
イジメていた上司もついには根負けして、逆に彼の方がうまく上司を使えるようになったみたいです。

そして、こんなことを言ってました・・・・
「最初はよく、怒ってるお客さんを自分にまわされてたんですが、振り返ってみると後々大きな契約につながったのはそんな『怒ってるお客さん』の紹介だったりするんですよ」


意外に打たれ強くて、転んでもただでは起きないという精神はこのタイプの生まれに多く見られる特徴なのかもしれません。

「多くの場合、自分がやりたいことと、できることは違う」
先生がよく言う言葉です。

自分が本当に人生をかけてやりたいことが明確になっている人は、ただそれをやるだけです。
余計な迷いは不要です。
でも、それがない人、または自信を持って明確にできない人は、まず、できることをするほかありません。

もちろん・・・・『自分がやりたいことと=できること』になった人はHappyなわけです。




でも、プロのセールスマンである某外資系保険会社のKさん(七赤・営業マンの相)に昔話をしながら
「最近の若い奴は根性がないですよね!」と言ったら
「番頭さん、今の若い奴に『根性!』なって言ったら引かれちゃいますよ~(笑)」と。


やっぱり・・・・・俺は、ほんとのおっさんになっちゃったんだ・・・・・