人生も複利なのでしょうか?

イメージ 1

最近の午前8時過ぎの通勤途中で必ず目にする光景です。

イメージ 2

数ブロック先のエリアは高齢者が多いためか、お年寄りの方々が満載になったデイサービスのバンが数台必ずいます。

自分には将来も関係の無いこと・・・と思っていましたが、当然ながら将来は誰にも分かりません。
叶うものなら、できるだけ人様に迷惑をかけることなく人生を終了したいと思っています。



今日、たまたま事務所に寄ってくれた方がこんな話をしてくれました。

彼女は今から十数年前の二十代後半の辺りに墓石の営業をしていたことがありました。
人生の終盤の買い物とあって、当然ながら二十代のお客さんはいるはずもなく、自分の親よりも年上の方が営業の対象です。

数年の間、この人生終盤の買い物に来られる多くの方々を見ていて思ったことは・・・・同じ世代の人達なのにこの違いは何なのか?
同じ墓石でも値段はピンキリ。目が飛び出る値段のモノをポンと迷わず買っていくお客さんもいれば、一番安い墓石を悩みに悩んで夫婦喧嘩しながらシブシブ買うご夫婦など様々。
営業を通じて多くのお客さんの職業や家族構成、懐具合などの様子が見えてきました。


この人生終盤のお客さんの買い物に携わりながら、彼女が思ったことは・・・・「頑張れる年代にそれなりの事をやらないと、歳をとってからの差は大きい!自分の上司の収入から計算するに、この会社でどんなにがんばっても年収が600万円が限度・・・・この人生ではダメだ」

彼女は転職を決意して上々企業を径由し、現在は歩合色の強い企業で奮闘中。
一番安い墓石を買うかどうかで悩むステージには当然いません。

お節介な占い師に嫌味を言われながら、動いて良かったのでは?と思います。