『番頭劇場』・・・・・いわゆる番頭が勝手に妄想する、事実無根のフィクションがこのように呼ばれています。
冷蔵庫に入っている限られた素材で、いかに美味しいご馳走を作り出すか、
それに似ている。
決して、他人の冷蔵庫を羨ましがらないことだ。』
(本書 扉より/中央公論社/著:柴門ふみ)
ひとつが、投資に関する教育。
そしてもう一つが、妻(夫)の取り扱いに関する教育です。
↑ここまでは、本当のお話です。
2017年9月バリ島。
パスポートを見ると、この年は何度かバリ島に行っていました。
その頃に書いたブログにこんな記事がありました。
バリ人のガイドはカルタさんがピカいち。
この人は変なアグレッシブさがほぼない。
彼は山の中の芸術の村に生まれ育ち、彼自身もバリ島独特の楽器を演奏する芸術家でもあるためかもしれない。
バリ島中部の山の町・ウブドはすっかり開発が進んでしまい、初めて訪れた30年前を想像できない変わりよう。
バリ島の占い師は日本人女性にも大人気だけど、その多くが商業主義的。
町から聖なる山・アグン山の方へ進み、熱帯雨林の中の棚田が広がる小さな村にバリアンと呼ばれる地元の占い師がいる。
カルタさんに連れられて、いつもお客さんと一緒に同行する。
バリの建築様式の民家の縁側に胡坐を組んでのんびりしている好々爺がその村の有名なバリアンだ。
それぞれが様々な質問をして、ガイドが通訳する。
バリアンから告げられる答えにみな一喜一憂だ。
その間、私はこの家の家族と一緒に畑でハーブを摘んだり、バイクを借りてその家の子供と市場に買い物に行ったり、お昼をご一緒させてもらい、昼寝して終わるのを待つ。
帰りがけに一度だけ、そのバリアンに呼ばれたことがある。
いつも人を連れてくる私に興味を持ったのかもしれない。
生年月日や生まれた場所などいくつかの質問をされた。
私から何かを質問したわけではないけど、カルタさんがバリアンの言葉を通訳してくれた。
「あなたは4年後に結婚する」
いやいや、私には妻がいますよ。
え・・・?離婚して他の誰かと再婚するってこと?
今年は・・・・・バリアンから告げられた、4年後になります。
もっと具体的に聞いておけばよかったと、と~っても後悔しています。