その昔、とある知人が北極海に浮かぶとある島に行ったそうです。日が暮れておなかがすいていても、その田舎の外れの周囲には見渡す限り何もありません。
危機感を感じつつも岬に向かって歩くと遠くに明かりが見えました。「助かった!」と言う思いから一目散にその明かりを目指して駆け出しました。やっとの思いでその場所につくと、なんとそこには『Chinese Restaurant』という看板が掛かっていました。
彼は長い歴史を持つChineseピープルに勝てない・・・・・と思ってしまったそうです。
どの国にもチャイナタウンがあります。ホーチミンにもチョロンと呼ばれる中華街があります。
たくさんの寺院がある中で有名な「ティエンハウ廟」の中に入ると一種独特の光景を目にすることになります。祭壇前の中庭には巨大な蚊取り線香?ばりのお線香があちこちにつるさせれてゆっくりと煙を漂わせています。話によると、赤い紙札に名前と簡単な願いを書いてその線香に結んで吊り下げると、燃え尽きるまでの間、祈ったのと同じ効果があると言うものです。
受付らしき場所で赤い紙をもらい書きたいことを記載して係りのおっさん?に渡して確か50円ぐらい。線香の大きさによりますが一番大きなものだと1ヶ月以上も燃え続けるそうです。
とってもリーズナブルで効率の良いご祈祷方法かもしれません。
そういうアジアのノリは好きです。