人の振り見て我振り直せ

葬儀会場はドラマ人間模様です。

頻繁にはありませんが、お通夜の席など、人様の振りをみて、毎回「次回はこうしよう!」と心に決めることのいくつか。



まず、最初に・・・・病院の紹介の葬儀屋さん。
手馴れた説明はOKですが、喪服にアディダスの白いソックスはイメージダウンでした。なんとなく信頼感が低くなり、別の葬儀屋さんに電話したほどですが、お寺さんとの関係もあって結局は依頼してしまいました。
予行演習は出来ませんが、事前にもっと下調べをすべきだったと反省しました。


お通夜の後のお清め・・・・前々から家族だけでやろうと決めていました。
どうせならと、から揚げなど余計な付随メニューを減らして特上の寿司で皆で昔話をしながら満足度を上げようとの企画でしたが・・・・バラバラと聞きつけた予想外の更に外の人が増えてしまい、量的な面で若干みっともない感じに・・・・
前日に「もう一皿頼んだほうが良いのでは?」という義姉の意見に「いやいや、外食するとウチはいつも頼みすぎて毎回残して後悔しているから要らん!」とキッパリ言ってしまった私に、その場になって皆「お前のせいだ!」という鋭い視線。
ここに集まっている家族・身内は私を除いて95%が攻撃型という構成・・・・お義母さん助けてくれ。


告別式の受付・・・・・受付の記帳
圧倒的に筆の上手い人は、初対面の人でもワンランク上に見積もってしまいます。
筆が上手いことはどう考えても有利です。
小学生の頃にそろばん派と習字派に分かれていましたが、大好きだったミカちゃんがいたという単純な理由でソロバンチームを選んでしまったことをいまだに後悔しています。ま・・今から習えばいいだけの話ですが。


ハンドバック・・・・受付に来られた清楚な感じの年配の女性。紫色の袱紗から綺麗な筆書きのお香典を差し出していただきました。でも何故か真っ白な芳名帳にパラパラと黒い細かな何かがちりばめられます。
何かと思ったら?・・・・ハンドバックの内側のビニールが劣化してボロボロになっていたようで、開け閉めの度にパラパラと花咲かじいさんの様なのです。
ご本人は全く気付いていませんでしたが、一緒に来られていた優しそうなご主人が気付いて新しいモノを買ってあげることを期待してやみません。